「やる夫と学ぶ教科書(略)」5つの補完ブログ
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   / ̄ ̄\
 / ノ  ⌒ \
 |  (●)(●) |  「新左翼の歴史」
. |  (__人__)  |  補足その9 XX篇だ。
  |   ` ⌒´  ノ      
.  |         }      
.  ヽ        }       
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \


IIIIIIIVVVIVIIVIIIIXXXIXIIXIIIXIVXVXVIXVIIXVIIIXIX


登場人物紹介はこちら











_____________________________
》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

         Révolution française
              (フランス革命)

          Première République
                (第一部)



              Chapitre XX
                (第XX話)


          La saison de Terreur

               (テロルの季節)

_____________________________
》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《》《
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




     ____
   /      \
  /─    ─  \  王妃も処刑したし、
/ (●)  (●)   \ いよいよ革命も頂点だお。
|    (__人__)      |
\   ⊂ ヽ∩     <
  |  |  '、_ \ /  )
  |  |__\  “  /
  \ ___\_/


    /⌒\
  /Θ Θ\  今までも1793年憲法、公安委員会改組、
  ( ゛(_人_)゛゛ )  封建制度の無償廃止、大徴用令、反革命容疑者法、
  \. じ  /  最高価格令、革命暦、メートル法と
    /   ヽ  色々やってきたナリねぇ……。
   ヽ_) (_/ i
     |    /
.    ヽ ( /
     し し






                         / ̄ ̄\
                         /_ノ  `⌒ \
              _           | (● ) (⌒ ) .|  ちなみにこの年8月10日、
             | !        | (__人___)   |  ルイ16世の一周忌には、世界に名高い
             | !        |  ` ⌒ ´   .|  ルーブル美術館が開館している。
             | !   ,.-,    |         |
           _,ノ ┴、/ ,/       ヽ       r
          r `二ヽ ) i      ヽ _ 、___,   ト
           |  ー、〉 /     _,,,,ノr  `   /i\,,,,_
            |  r_,j j__,,.. r''''"/::;| \`'/   ,'::;;;r;;;;;;;;;;;;:: r ‐-、
            |   ) ノ ::::::::;;;;;;;/::;;;;|  /\  /::;;; l;;;;;;;;;;:: ::;;;;;;;:: ヽ
          ノニ-、 ,/::;;|:::;;;;;;;;;>::;;|/(::::ノ \/::;;;く;;;;;;;;;;;;:: i::;;;;;;;;;;;:: }
       √..:::;;; ヽ、〉;:;;|::::;;;;;;;;{ ::;;;;;|  "::く  /:::;;;;/;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;:. ノ }
        /..:::::;;;;;;;;;;;;;;;〉;;;;|::::;;;;;;;;;:{ ::;;;;| |:::::::| /:::;;;:/;;;;;;;;;;;;;:: |::;;;;;;;;;;;;;;;;:: }


      _____     ━┓
    / ―   \    ┏┛
  /ノ  ( ●)   \  ・
. | ( ●)   ⌒)   |  それも革命の成果なのかお?
. |   (__ノ ̄    /
. |             /
  \_    ⊂ヽ∩\
    /´     (,_ \.\
.    |  /     \_ノ


          ,, r一-- 、 ,,
        /´         ``ヽ、
      /'               \
     ,;'                  ヽ
.    ノ ,  i      /    ,,   / |ヽ ゙ヽ
    イ i  |   i ,'`メ //  /i  .ト ヽ ヽ
    レ| {   i   |//'´ `メ / / /|  } ト 1
     ',イ   i   r+テ=ミメイ   //'"|´/ / ハ|
      `、ヽ r'メ,  {。;;;;'ソ `   ' ,rz;,y'ノi〃イ .'
       `ハヾ ヘ   i'ー''-    /。シ゚ク /'"  ルーブルも元は宮殿で、革命によって
         レ',`'';  i     , `'' / /   国有化した王室財産の展示を中心に、
          ' i∧ト i,   -   ,イ{ ./   美術館として民衆に開放された。
.          ,y}`ヽ |ゝ, _, r '´ リ |/
         ,ノ.:.:.ヽ `', {;;ヽ、.   |i
       ,;<、.:.:.:.:.:.:.`v'" ^,ヽミ、,
.      /,ニヾ`ヽ.:.:.:.:.:.`彡=ヾ}:||i、
..     //  ` `\\.:.:.:.ヘ  i|:||i丶
     ,' f     ヽ \\:.:.:i  i|.||i ',
    イ i      /' \ヽ.:i_,,_|:ii .{     _ ,,r'''i ┐
.    ,' ヘ      、   ハヾ',|ソ,'/i ヽ ノ,ゝ;;=、ミヾ、 i;;|
    '' ̄',      ',   i ヾ`,〃 》 ,イ、  ̄`ヽミヽヽ,i;;|
       ',  \  ',  :i _,,∨,,,_∠、 ヽ   r- ' ヾ、;;;|
       ',    ヽ、', ,ゝr'     ヽ :} 」´,n`ヽメ'ト、>


             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{'´    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i| この後1796年にいったん閉館、
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ 1801年に再度開いて現在に至るにょろ。
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


           ____
           /⌒  ⌒\
        /( ●)  (●)\  芸術を一般に開放する、
      /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  確かにこれも革命的な話ですお。
       |     |r┬-|     |
       \    `,. -'"´´ ̄`ヽ
        /    (___   |
      /              |
   ( ̄                |
     ̄ ̄ ̄|               |



.  j                   |
  l  ::  !              |
  i __,ノ ゝ _,,ュ=-ー'         l
  !(弋i;。)、 ( モ。iラ )       ,'
  ;    ,'                  ,'
  i´  ,'        ヽ    :;; ,'  ただし王室コレクションを一般公開するというアイディアは、
  、__ ,(         l    / |  フランスでは1750年から限定的に実現していた。
    ..; `,ー----― ¨   ./   !、_
     : 'ー -―-'      /   !ノヽ、   それも芸術に対する一般への「啓蒙」の為だ。
     :; : ̄      .,/    /:::::::::i
     :〉、_____ , - '"    /::::::::::::::::!
   /;;;;;;j :::::: :: :    ,/::::::::::::::::::::::::!



         ____
    r⌒ヽ、/\  /\
.   /`ヽ / (●)  (●)丶i⌒\  確かに金持ちだろうと庶民だろうと、
  _/ // :::::⌒(__人__)⌒::::: ヽ  \  芸術に親しむのは良いことですお。
 〈__/ |     ` ⌒´       |\   \
     \           /\^   i
      |             ノ   ヽ、__ノ
      |            ノ
       ヽ   y    /
        \ /     /
         /   /
        (___)_)









        /⌒ヽ
     /Θ Θ\ けれど当時、そもそも
     (""(_人_)"") 芸術家として認められる為には……、
     \ し゛/
   _/((┃))__i \__ キュッキュッ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄(,,ノ \
/  /_____ヽ..  \


      ___________________
      ||                           ||
      ||     アカデミー・フランセーズ付属    ||
      ||                           ||
      ||      エコール・デ・ボザール       ||
      ||    (仏:École des Beaux-Arts)      ||
      ||                           ||
      〔二二二二二二二二二二二二二二二二二二二〕
                    ∧_∧
                   ( ・∀・)        「アカデミー・フランセーズ」というのは、
                   /;::::::v:::::、        芸術や学問を高い水準にする為、
               |\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  国王直属で組織された学術団体だよ。
               |  \________\
               |    |             |
               |    |             |
               |\  |             |
                   \|             |
                     | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.l |

                ∧_∧            ∧_∧             ∧_∧
          ___(    )      __ (    )       __(    )
         |\_⊂〔 ̄ ̄ ̄〕     |\__と〔 ̄ ̄ ̄〕      |\_⊂〔 ̄ ̄ ̄〕
         | `l |ニ_ l | ̄| |       | `l |ニ_ l | ̄| |       | `l |ニ_ l | ̄| |
         | |.| | l\| |_| |       | |.| | l\| |_| |       | |.| | l\| |_| |
           | | | `l __ |        | | | `l __ |        | | | `l __ |
            l | |_|  |_l           l | |_|  |_l           l | |_|  |_l


: : : : : : .   _ , - '´
` ' ー‐ァ ' ´|
     !  :|
   |   :{
    l, -― }    / ̄ ̄\
   / /´|   / 「  ヽ ヽ
   {. / / \  | (●) (●) |         この学校を卒業して、サロン・ド・パリという展覧会に
    〈 / l l へ |  │    |       _ , -- 、  出展して認められることが、必要不可欠だっただろ!
     ヽ|  l  `ハ ┌`┐  」_--._,- / // ̄`ヽ!
      ヽ  , -<ヘ└‐┘ 「 /! rt― 、 //¨ヽ`ハ
       <、  -ヽイ」ノ| '´c !   ̄, ‐ ┐   } /
        \\__//  c ̄ t― '└,ニ‐'〕-,_ィ/
         Y/ , /  //  ̄不ヽ二{.ノ´
            / |,/_/ /  ' ´/
         | / ̄     /    /
         /Yc  - c /  / イ
        {r‐rァ‐┐二二二 Y
       /ー''ー‐'二二二二ユ
  _, -‥ ' ´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨ ' ー- 、_
'´                  : : : : : : : : `'i


      , -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、  ∩_
      , '  /" `ヽ ヽ ヽ 〈〈〈 ヽ
   , '  //, '/     ヽハ 〈⊃  }
   |i 〃 {_{ ⌒   ⌒ リ| l``、. |
    |i | | ( ●) (●) 从!」  |  サロンは1737年から一般に開放され、
    |i`从⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ヽ」.  !    庶民にとって唯一の芸術鑑賞の場として機能したお。
      |i从/、  (_.ノ  /ノl  |  ,|
       ヘ,、 __, イ   /  ノ
   r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:ヽr ヽ /
   {  V:::::::::∨yヽ/::::::::::/ ,1
   |ノ''::"::::::::::ヽ/::::::::::: r"'


            ∩_
            〈〈〈 ヽ
           〈⊃  }
      /ニYニヽ   .|   |  けど出展の為には、エコール・デ・ボザールを出ることに加えて、
    /( ゚ )( ゚ )ヽ  !   !  アカデミー・フランセーズの美術部門
  /::::⌒`´⌒::::\|  /  「美術アカデミー」の正、準会員にならなきゃ
  | ,-)___(-,| /   ダメだったっていうwwwwww
  、  |-┬-|  /
 / _ `ー'´ /
 (___)  /


      ____
     /    \
   / ヘニヾ゙リン \(;;;;;(
  /=▲▼--▼▲=) ;;;;)   革命前の時点で、芸術なるものは
  |    /(__人__)ヽ ;;;/|  鑑賞こそ部分的に庶民に開放されたが、
  \    `⌒┃l;;;; /  制作には貴族との関わりが不可欠だったんだよ……。
  /´`''" '"´``Y'・"``'j⌒ ヽ
 { ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l  まぁ俺たちには、芸術よりパンが大事だがな……。
 '、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
  ヽ、,  ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
   `''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'
     ,ノ  ヾ  ,, ''";l
    /=====、 ....====i、


          「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:}
          ト、;:;:;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:;: --―;:''"´;:_」
          {::ト、:;:;:;:;:;:` '' ー―――;:;: '' "´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_ ,.ィ彡!
          l::l 丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,. -r==ニ二三三 }
          ',:i r- 、、` ' ―――― '' "´ ,ィ彡三三三三三/、
            || ヾ三)      ,ィ三ミヲ  `丶三三三三三ん',
            lj         ゙' ― '′     ヾ三三三ミ/ )}
           | , --:.:、:..   .:.:.:.:..:.:...      三三三ツ ) /
           | fr‐t-、ヽ.  .:.:. '",二ニ、、    三三シ,rく /
           l 丶‐三' ノ   :ヾイ、弋::ノ`:.:.    三シ r'‐' /
           ', ゙'ー-‐' イ:   : 丶三-‐'":.:.:..    三! ,'  /
            ',    /.:             ミツ/ー'′  つまり端的に言うとでおじゃるな、
            ',   ,ィ/ :   .:'^ヽ、..       jソ,ト、  芸術家になる為にも、そして芸術を学ぶ為にも、
             ',.:/.:.,{、:   .: ,ノ 丶:::..  -、   ,ハ  l、  麻呂たちのような貴族のパトロンが必要だったんでおじゃるよ。
            ヽ .i:, ヽ、__, イ   _`゙ヾ  ノ   / ,l  l:ヽ
             ,.ゝ、ト=、ェェェェ=テアヽ }   ,/  l  l:.:(丶、
           _r/ /:.`i ヽヾェェシ/  ゙'  /   ,' ,':.:.:`ヾヽ
     _,,. -‐ '' " ´l. { {:.:.:.:', `.':==:'."       /   / /:.:.:.:.:.:.} ト―-- ,,_
一 '' "´        ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒    ,r'"    / /:.:.:.:.:.:.:ノ,ノ |      ``丶、
            ヽ丶丶、:.:.ゝ、 ___,. イ     / /:.:..:.:.:.,ィシ′ |
             `丶、 ``"二ユ、_,.,____/__,/;: -‐ '"  /


        ____
      /     \
    / ―   ― \  それが啓蒙思想の影響で、芸術を広く開放するべき、
  /   (一)  (一)  \  という考え方が広まり「美術館」が生まれたのです。
 |      __´___     |
 \      `ー'´     /
 /     ∩ノ ⊃   /
 (  \ / _ノ |  |
. \ “  /__|  |
   \ /___ /


           __, -──- 、
        / /        `ヽ
          / ,'           \
       /  ! / / ,  ,   } ヽ  ヽ
       ,'  │ {, 'i ィレ'レ|  ハ ハ !  ハ
      ,イ   |   |‐‐‐-、 レ' _ム__!_i/ ! }
     ~ レ、 i  ,ィ≠、     ___ }ノノ}ノ
        N,ヘ  V:rソ    {!::jテ//   1734年にローマのカピトリーノ美術館が一般開放されてから、
        ` レヽ ! ̄   ' └' //    1769年にフィレンツェのウフィツィ美術館
          `ヘ |>、  ‐   , イ/   1759年にロンドンの大英博物館が一般開放や開館を迎えた。
            ,∨- ≧ー≦´W     
         ,<ヾ、  \ニミ! `¨ヽ__
         /::::\ , ――┘、/, ―‐┤
         /::::::::::|  ̄ ̄ ̄ iー 'i    , !、
         /::::::::::::レ┐    |  |   {  l
         〈:::_/::{  ]    |  |  └,ヘ
       /::´::::::::::>ー'    │ !     !::}
        {::::::::::/::|_____|_|_, ---':ソ
       `ー‐フ:::::::::::::::|/廾、ヽ:::|`ー‐ ´
          /:::::::::::::::::|∨| || V::::|
           l:::::::::::::::::::| ̄| || |:::::::〉
         >┴┴┴'   VV┴ ヘ
       /    ∧   ∧  \


                ,. . . : : : : : : : : : : : :. .
             .//: : : /:/: : : : : : : : : :\
            /: /: /: :., ;:/_:.≦;:ミ、: : : ヽ:.ヽ
           ./: /: /: :/       ヽ: : : : :ハ
         /: /:/:{: /           i: :i: :.i: : :.
         .:.:': :i: :トi‐‐- ..        i:.λ:.i:|: :i
           ':.:':.:.ヽ:| `   `    ´ ̄レ'ミ/: i:.:.i
        i: |: :i: : ト. __ヾ    ,.   イ: i: |: :|
        i: |: :i: : |.ゞ'⌒ヾ    z=ニミ |: :!:.|: :|  そして革命によりサロンへの出展にも規制がなくなり、
         i:.:|: :i: :ハ     ’       /:.:.i: i: ::  鑑賞においても制作においても、芸術は庶民に開放されたにょろ!
          i:.:|: :i: :.|ヘ   ‘ 一   /: :.:.i:.′i
        .i: :|: :i: :.|:.:.:へ     . ィ/i: : : |:i: : |
       /:_:.|: : :.:.|-‐'´| ` ー  ´i ヽ.:.|: :.:.:|:': :.:i
      /、i:i |: : :.:.| i ´      i   i: : : |::7ヽi
       / i i:i i: : :.:.| | ‐-、_,..--.| ./: : :/:/ / ヽ
     .i   i i:i.|: : :.:| |‐ ´.  `ヽ/ ./: : : :}/ /  i
     .|  .ヾ.|: :.:.:.i |-‐ ⌒ ー/ .}/: : : i ./  λ
     .λ    .|: : : :i i-‐ ⌒ ー.′./: : : : i/    ハ
     .ハ   .i: : :.:.| i     /  ,': : : : /   /: : '.
     /: :.{   .ヽ: : :i . |   / /:::i: : : :/   ./: : : :',
   /: : : |',    ',:.:.| .i   ./ /::/|: : :/    /i: : : : :.\


          ____
       / ノ  \\
      / (●)  (●)\  ただしそのせいでサロンへの出展が激増した為、
    / u   ___'__    \  1798年からは審査に合格した作品だけが
    |       `ー'´     |  展示されるようになりました。
     \ /⌒)⌒)⌒)   //⌒)⌒)⌒)
    ノ  | / / /   (⌒) / / / /
   /    | :::::::::::(⌒)  ゝ  :::::::::::/
   |  l  |     ノ  /  )  /
   ヽ  ヽ_ヽ    /'   /    /
    ヽ __  /    /   /


         ___
       / ⌒  ⌒\
      / (⌒)  (⌒) \  今まで政治の話ばっかりだったけどお、
    / ///(__人__)/// \  革命というのは芸術にも大きな影響があるんだおね!
     |     `Y⌒y'´     |
      \     ゙ー ′   ,/
      /⌒ヾ\ ー‐    ィヽ
      /::rー'ゝ::>:\介 / 〆ヽ
    /,ノヾ ,>::\::::/:::::ヾ_ノ,|
    |::::ヽ〆:::::::::::::.|゚、:::::::::|´::::|


        /:;:;:``丶、、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
        |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;``T;:;:ー――;:;:'';:";:´ ̄;:;|
       /三'ー- 、:;:;:;:;:;|:;:;:;:;:___;:;ョ――彳
       !三、 r=ぅ` ̄ ̄,二、    _Z三三ミ'、
       ,'ミ'^   ̄      ゙ー'   -ニ,三三三;}
       lミ,! '´ ̄`゙ヾr'_ 、_,-' " ゙゙ " '  'ヾ三三ム、
       {ミ! `、二ニ'` =キ ー‐--_;彡'  }三シT'i|
       ヾ!    ,ィ:   :.、` ̄´     ,}三/i Y/
       l !   /(_  ,,..ノヽ      }三リ レ/  でおじゃるが、革命による貴族の没落は、
       { l,  /   `"´   ヽ     }三、_ノ  芸術家たちの生き方にも大きな転換を余儀なくしたでおじゃるよ。
       `'、 '  fエェェェz、、 ',     彡z‐ミ、
         ヽ   ゙トミ二二≧) ;  i    シ} ヽ、
          ヽ  `'ー'-'-'‐'′ノ ,'  / / /:.ヽ
            ゝ.丶 ̄ ̄´ '" ノィ"  / /:.:.:.:.ヽー 、
         /イ`i 、 ___,. ィ゙´ヽ',/ /:.:.:.:.:.:.:.) ,}、
    _,. -―ァ' /:.:.l 丶   :.:.:.:hj.  / /:.:.:.:.:.:.:./ / 丶、
_,. - '´    { ヽ:.:.:ヽ ヽ、   } / /:.:.:.:.:._,.:-'゙ /     \


              ̄ ̄   、
         ´          \
.       /              \
      /                   ヽ
       i                 丶
       l       /  ̄           丶
       |  __           ヽ        丶
       ヽ/         i イ`丶 l         丶  そうしたパトロンを持たないという新しい生き方の代表例が、
        ヽ     ヽ ゝ _            ',  この時代に神聖ローマ帝国で活動したある男だ。
       丶i イ`丶 l    `ヽ             ヽ
         ゝ  , ヽ _  丿            \‐、-..、
         ヽ  ゝ ノ , ‐ ´              ソ:.:.:.:\
          ヽ  ´                '    /:.:.:.:.:.:/\
           \            /   /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.ヽ、
             \          /  /:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
               ヽ         /  /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`ヽ、
                  ヽ __  ィ   /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:


              ____  ,r' ⌒ヽ、 彡
            /      Y , ⌒ヽ ヽ
           / ─    ─ { ~ } |  それは一体、誰のことなんだお?
         /   (●)  (●)   / ノ ノ  何故だか耳がよく聞こえませんお。
         |      (__人__)  (   /
         \     `⌒´    , _.ノ
         /     ー‐    \


            ,..-―――-..、
            /           '.,
         .,'          l
         l     -..,,_  __|  .l
         |      rty-、 r | __人__
         ',  ヽ ` ̄´  ヽl  ヽ/
            ',     (   ,  )  |  まぁいずれ分る「運命」だから、
          |  |    .` ̄´`/   「悲愴」にならずに「月光」の綺麗な「田園」で「熱情」を込めて
          |  ヽ、       .|   「英雄」の登場を「歓喜」をもって待っててくれや。
        ,-r.、   `"''-..,,_ノ
       ./:::::ヽ`''-..,,_   /-..,,_
    _,,-''":::`ヽ::::::\  `ヽ.ハ:::::::::ヽ
  _,,-''::::::::::::::::::::::ヽ:::::::ヽ  .|::ヽ',:::::::::::',
../::::::::::::::::::::::::::::::::::::',::::::::::ヽ|ヽ_j |:::::::::::l
.l:::::::::::`ヽ、:::::::::::::::::::',:::::::::::', |:::',|:::::::::::|







           ,.  ¨  ̄ ¨'  、
           /   ` ヽ_.ノ    ヽ  そして年を経るごとにルーブルのコレクションは充実していき、
        /  ノ  (< )    }  現在では世界最高峰の美術品の数々が広く知られているお。
       ,' ( ●)  )⌒::::   ,'            /ヽ
       { :::: .y  ,トイ     ,r''´¨>‐- ._     ',¨V  /ヽ
       l   `¨´| j     {//////////ヽ─--{ ト  / )
..(ヽr,r y-ノ゙j ゝ    `¨ー' _,,..ィヽ//////////´////ゝ  } ヽ/)
 V ' ' .´ 〈- 、`>‐-┐=-ハ ///ゞ/////////////{ { ヽ _/
  ヽ、_   ` }///∧∧:::〈 У///////-=、/////∧>´
    「ニニニ7////∧ 「:::l /////////////ハ ̄ ̄
    ノ/////ム//{//∧l::::l///////////////人
   {/////////ハ//∧:;'//////////////////ヽ、
    ヽ、///>´  {//∧////////////////////ハ
       ̄     ∨////////////////////////∧


        /⌒ヽ
      /Θ Θ\  それもいいことナリが、
    ( ""(_人_)")  次はどんな改革を行うナリか?
     \  じ /)
      /´    /
     ||  |
     し|  .|
      || |
      (_)_)


         -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
         /::::::::::、::::::::::::::/   て
        ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
        ノ//::::/  __ノ ヽ、ヽ/`i  次に排撃すべきはキリスト教だろ、
        イ /: :从 -━- -━-/  リ  革命的に考えて……。
         |ハ |  (__人__)..|  /
            |   ` ⌒´ リ  ヒ
          .  ヽ     //  ,`弋ヽ
             ヽ  - ′.Y´  , `ヽ`.l
             /〈  `ー〈::....ノ   V
             | ヽ_ー 、 `ヾ_/ //
              |    フ-、`ー┴‐-〃
                   `ー‐一′


__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―
                         , ' ´              ノ     ┌┐ r‐――‐ 、
                         /   u        xzz    )       | |  | r--- 、 l
                         /          ,,,>==´ ̄     ヽ.    | | └┘ ノ ノ
                       /ミ=zx、、   i ゞ、≦xz==x      . i      | |    i"´/
                         /. ,z==、ヾ  ゝ  〃 /⌒ヽ ヾヽ    く     └┘   └┘
                     / イ/ ( ) ミ  ⌒ゝ ヽ-‐ゞ=''─-''′   厶,     ┌┐   ┌┐
                  /  ` ̄ ̄ ̄イ ´r彡 `""ヾ          ヽ   └┘   └┘
                    /    /       ヽ   。          レ、⌒Y⌒ヽ⌒Y⌒ヽ
                      {    {    {      } ι              ,'
                    i     ゝ、_ノ\__ ノ                /
                       ',
                       \      `ー-一                /
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐― ̄ ̄―‐―― ___ ̄ ̄―――  ___―― ̄ ̄___ ̄―==
―― ̄ ̄___ ̄―===━___ ̄―  ――――    ==  ̄―― ̄ ̄___ ̄―===━
__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―   ――――    ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―


      _______
    _,./       ヽ
   /  ─、,,_   _ヽ、-ー 、-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
   〉       `Y(,_ )  ):::、::::::::::::::/   て
  (´   ─、,,_  入_____ク::/´ ̄ ̄``   ヽ
  }         \_/   /./ \,  ,/ヽ  |
  {   ─、,_   !   、i从  (●) (●) レレ| それが前にも言った、
  ヽ      ヽ/  /(ハ|   (__人__)  |ノ  「理性の祭典」だろ……。
   ヽ ¬─-ー"  /   ノイ|   |r┬-|  |
    ゝ、_     _L  / ヽ |    `ー'´   |
      `゛ー<  /    ヽ        /
          ∨       ヘ      ゝr'.二ヽ、
          ∨             i^Y゙ r─ ゝ、
           ヽ            ヽ._H゙ f゙ニ、|
            \             \`7ー┘!
              ヽ               「:ト  イ


                      __
                ,..-''"´     `"''-、
               /-――-     -―\
              /   _       _ .',   うん、まあそのだお、
                ,'   イ::::)`     イ::::)` ',  キリスト教については我々も懐疑的だがお、
             l    `¨¨´/   .\ ¨¨´  l  別に排除しろとは……。
             l     (   ,、  )  U l
                '.,     `¨¨´ `¨¨´    /
              ヽ、            /
               `ァニニ<// _,,..-'' __
               ,./ /\  / : : : : : : > : :\
            _/ /|イ:::::/∨. : : :l: : : : : : : : : : :.丶
          /. : : : :| ./`Y / : : : 」: : : /: : : : : : : : }
         ,´ : :/: : : :| i::::::|/ : :/: : : /: : : : : : : : :|
          { : :/. : : : :|/:::::/ : : : : : : : | : : : : : : : : : ,'
        / : :,' : : : : : |::::/ : : : : : r---く´ニ\: ヽ:ノ
       、'ーr,_| : : : : : :|:/ : : : : :_/二ヽ V: : : : ` :´
      / :./ ̄>< :./ : : : : :/ 二 ヽ_」┘: : : ∨}
     / : : :ム / : : : : ̄ ̄ ̄ ̄~゙''-ゝ.」: : : : : ∨ :}
    { : : : : : :\、 : : : : : : : : : : : : : : : :\. : : :∨ : :l
    ヽ: : : : : : : : ̄"\ : : : : : : : : : : : : : : : / : : :{


              -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
            /::::::::::、::::::::::::::/   て
           ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
          ノ//::::/ヽ、 、__,ノヽ. |  甘いだろ!
            イ /: :从(●)(●)  レレ|  革命こそ我がジャスティス、理性に基づき
             |ハ | (_人_)   ./ノ|  利権と名のつく奴等は全員叩き潰すだろ!!
                |}r┬‐| ノL  |        __
                '、`⌒ ´ ⌒ , ト、     _r┘ `ヽ、
                   | 、     ,イ//`ー‐ー-r'‐、'ヽ `、{
                `ォニニ二´/ィ : : : : : : { 、 `   |
                _/ /\  / : : : : : : : :ヽ,」    |、
                /:/|イ:::::/∨ : : l : : : : : : :/ :|    |、{
            r''/ : :| ./`Y / : : : 」 : : : : :: | /ゝ_,./ ノ:Y
            ノ/ : : :| i::::::|/ : :/ : : : : : : : 、 : :.〈── ´: : |
           / |./: : : :|/:::::/ : : : : : : : : : : : : .ヽ : :l : : : : : : : |
         __/ :/.: : : : :|::::/ : : : : : : : : : : : : : : : 、 :.| : : : : : : : |
          /: : : :| : : : : : |:/ : : : : : : : : : : : : : : : : :\| : : : : : : : |
      /: : : : : :| : : : : : / : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/| : : : : : : : |
     / : : : : : : : :| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.〈. | : : : : : : : |


    /⌒ヽ
  /   Θ\
  (::::     (_)  そ、それって理性ナリか……。
  ヽ:::::   じ
   /::::   \
   |:::      |
   |::::   i_丿
   \_(__  ヽ
   (__(___)_)


       -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
     /::::::::::、::::::::::::::/   て
   ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
   ノ//::::/  シ  .ヽヽ  |
   イ /: :从  (●)(●)レレ|  そりゃそうだろ、理性こそ
     .|ハ |   (__人/,〉./ノ  宗教に代わる神聖な存在だろ。
       {   ´フ´ ./._ }  それはお前らの大好きな、
       ヽ  ./,二ニソ}   ルソーの主張にも添った考えだろ……。
       _ヽ/  ,-― 、}ノ
      /:;:{'   ノーヘJ:;:;ヽ
     /:;:;:;:;:;|  _,イ{:;::;:;:;:;l:;:;}
   /:;:;:;:;:;:;:;:;:\_/:;:;:;::;:;i:;/\


        ____
      /     \
    /    ;   _ノ′
   /     ∪ :::(●
   |         "`(__) 確かにルソー先生も、一般意志こそ
   \、          /´ヽ  人類社会の根幹と仰っていたがお……。
     )       ィ ("_ノ
      / /⌒ヽ    ヽ ) |
      i l   |     |  |
      | |   |      |-‐'
      |.|   |       |
      i〆  /       |
     ヾン´       l
      |     ィ  |
      l    |   /
        〉    ノ 丿
      /   //
      く、.,、,.,,(,≒,.,.,、 ,, ,. ,,, 、,,,., ,


                , -‐――― 、
                /        \
                /   ゝ::::::::::ノ    \
.             /    /⌒ヽ:::::::/⌒ヽ    \
.             /      |〓〓|.::::.|〓〓l   U  \  前にも言ったナリが、ヴァンデの反乱を見ても
          /      ヽ___/  ヽ____/        \  宗教を根絶するのは、問題が多いナリよ……。
         /   U    /       ヽ          ヽ
       l         ヽ____人____/         l
       ヽ.          |!i!i!i!i!i!i!i!|   U       /
          \.          l!i!i!i!i!i!i!i!|           /
            \.        l!i!i!i!i!i!i!i!|      /
             \     l!i!i!i!i!i!i!i!|      /
            、ゝー    ー――‐ '   イ
          /                 \
         /                   ヽ
         ∧                       ∧
         |                       |
         |                       |


                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
                 /::::::::::、::::::::::::::/ て
               ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
                ノ//::::/  __ノ ヽ、ヽ |
               イ /: :从   (●)(●)レ|  うるせーだろ!
                  |ハ |.    (__人__)./ノ
                    イ|     |r┬-| .|  俺らは俺らでやらせてもらうだろ!!
              /\ヽ|     `ー'´ }
          | .   ,r―''''''ヽ,||i         ノ
          | |,r‐' ,、;-‐''''""''ヾ、、,:::::::::::::ノ
       i||/ ./     r''"ヽ, \,―┬'`ヽ
        j l ,. /    '    l   ヽ、||iト,   ヽ
       ,.Lj∠、'´   , i,    /     `ヾ、`'ヽゝ|i |
       l,      / 二'''"    ,;、,     `''ー゙--、|i
   |    /゙ヽ-ッ-‐'´ ./`ト-:rイ「´ ゙l;:`''ト-、,_ ノ'i,
   ||i  /  / ,;∠∠,ノ´  イ  l l, ├''|  |、,/ l  |
   ||/ノ / /、,    ,、' ./  / .l |:::::l,. | ゙ヽ、!_,,、L,
   ヽ---ツ  ∧   ̄ ̄  /    | |:::::::| |  r'"/  l,
    | /  ./ .ト、,_    /      | |:::::::|. ! l'´! /   |
    i|/、 ./   l,  ` ̄ ./        |.|::::::::l |. !. l, l     l
    .l、,.ノ     l,     ;'      .j |:::::::::!






                   .†
                   .|
                   /|ハ
                  ../ハハ
                  /_ハ_ハ
                  | | | |     11月19日
                  | | | |
                  |_|__|_|
                / ○ \      ノートルダム大聖堂
               / へ/\へ \
             /....へ||||l_.._l.||||へ .\
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    |'.l::::::::::::|::::, ヽ― ‐'   :::
     !::::::::::::l:::i       /   ::
     ::::::::::::::',::!     { __ノヽ
..    !:::::::::::::.ヽ、 、  }――‐
.      ;::::::::::::::::|ヽ  l  /:::::::::::::  聖母マリアを祀るこの聖堂こそ、
.      ;:::::::::::N  !     ヽニニニ  キリスト教排除の舞台にもってこいだろ!
       ∨i::::| |  ',      .....
.       , -;::::i \ \       :::
    __r'  ヽ:|   \ \    ::
-‐''"´ l        \ ` ̄ ̄


                  ト 、
                  | ヽ\
         __    ヽ. \\
         ヽ_`丶、 `、 \\__
          \   `丶'、  `、ヽ  \   _  
             `丶、_   \ ', i   |,. ‐'´  \         オ  ペ  ラ
          /l ̄二ヽ! ̄ ヽ、_,L=ィ"      _ヽ、    「 理 性 の 祭 典 」
         /   ‐-=_‐-\, -'´ /      〃_ヾ∧                    _
           | ,  /`ー-,ニブ /        l{ ∨ 〈ハ                      !二},
           ∨ く ,. ‐'´ /´ /           》 ∧ }ハ                   _.上=L_
         >'"  /|  /          _ 二⊥ヘ二ノ |                   / レX^×l\`ヽ、         _,. -┐
          /    / / /       , ィ '"l.「 | l| lヽハ\   |               〈 く }⌒三「冫〉  `丶、,..- ' "´_/ ̄
      /     /   」、/   / ,.イ |/〃_j」|l| l=几、|\l                 >イニニ士ノ             /
     /     /  /| ,イ r '" ,ィ/ / l化三└LルイTレハ ト、 ヽ                 了    |           <
   /       /  / |/| l  l/ |// |゙,イZイ「    じ厶ィレ lヽ\                 / /⌒i. |\            〉
   ,′ ,  |/  / / ヽ. ヽ | 仆l |ヽニソ   `i  八 l `、 ヽ             ,! ノ   l  |  \       l
   l/ /l   l/  / l     `7l介-!l l        _, ,イ l| l l ト、`、          /-/    l. l、  \_   /
 /  |   ト-‐/ , |─- 、 // l| ハ ! ト、    ー '´ / l ハ! | | l |レ' "  ̄ ̄ ¨" '' ─'-⊥._   lニ、!      `ー┘
 | l |    / / |   //  l|八 l ト、`‐┬ -イ /l/| l | l l.l ト、  r'"  ̄<^丶、─-- . ̄ "''┴- ._
 l  \|     / / l |_/´ ̄ `'< ヽ \`.┴-y'イ/ル'/l. | |  l |、 ヽ.` =._   〉 l   __== ̄ ニ ‐ 、 `"' ‐ 、
 |   !   / / ∠イ _ >'" ̄_人 `、 ヽ  化ノレ 人| l l |  | |ヽ \   `¨l  ヾー'´ -=ニ二>'二)-、 `丶、 `丶、
 L._     / l/ /  /   /,-‐┘ミー!  `、_トニイ` | /l l|、 N ヽ  \    |  l「 ̄}}-‐   '´_∠二三‐__--‐'    _ )
   \  / /   /  /_ ノ /    | ヽ \\  ̄ト-、l | | lハ. l|  \  \  〉 lL=彳  , ィく2Lノレ!      ̄ ̄ ̄
     `ー| l/  くニ"-‐ '" /    ノ∧ ヽ V `v从ゝl V ||ハ l ト- 、 _\>、Y rj} 、_.ノ´ーノ ヒ!レ' ノ ̄丶、_
       //         /      `i ド`l |l |」 l|  ̄\ヽリ l.ヽ\    ヽ∨ 〃  ノ厂_ ̄   _ /-- - 、   ̄ "' ‐-
     / |     _ 丶       」 | 」 リ | l|    ハ ト、∧ \`ー--/  rj′ 厶ニ-'  _∠ --?冖 -- 、
     |  ト、二 ̄/      _   rレヘ! 4 |=″    V ノ l」,レ!、 `=イ  〃  ∧ 、-'^>メ、- - - - - 、 _丶、
.     ,、|_rく\ l∠.--─'" ̄     |」=彳ノl /|`i   /ヽ|' /'´\\_jイ  rjl′ /\ ̄rへ\ 、_ヽ、丶、
   lY |/|_ \\          _rノ   レ' l/|| / /へ人/     >イ l ヽノ'  /  `ー、`ヽ、\==.三>、
    rヘ< |_ \\三_ 二ニZ二/        〉.し'∧ `TU   ´/| |\ヽ、 /     \ ヽ、`ー='"´  \
  /  \\L/∠くノ  〈| ! | |l〉`ー⊥_     //7′ | | \ 〈  ! !   /          \Vヽ       \
/   丶\〉=<イノ∧  | |レ`ー- 、_`ー--‐_'ノ ′ /|/ |   \`   , ‐'´            〉ハ         \
        /l /'"//lヽ|  |!V/| ∧ ト  ̄ ̄         |  |     `ー ′            ∠イ ノ      


                        _...._
                     _,.-':::::::::::::`ヽ、
                   ,..-':::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
     __         /:::::::::::::::::::::::::::::\:::::::ヘ
     l::::::::::::::::::: ̄::::::ー.../::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ
      ヽ::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ィ::ニ'::::l
      ヽ:::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ `ヽ:::::::l
       \::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:、  ';::::::|
         ,ン、:::::::::::::::::::::`:-..._:::::::::::::::::::::::/::::::\ ';:::|
          / | |`ト 、_:::::::::::::::::::::`:::ー-......__/::::::::::::::\ヾl
         l ト ト. ト、ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   この祭典はキリスト教に代わり、
         `ハ_|ヾ 弋弍f'ー、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ   理性を神聖なものとして崇拝する目的で行われた。
          '´く.   'ーイ l j、7ァt、__:::::::::::::::::::::::::::::::::::l
           rヽ 、 lー'-'ノ_ノ∠Lゝト弋ー--  :::_:ノ
           ヘ ヽ--j..-<}::::::::::::〈.`
            ,レ-'⌒:、   ヽ:::::::::::ヽ- 、
     ,. -‐、    ヽニ.:::::;r‐ '´ l::::::::::::::::::::ヘ
   ,r'::::.,.-'   r'´ ::::ヽ   __'Jノヽ::::::::::::::::::ハ
   /:::::/    |   l::: ` ヽ、_ ヽ_,l:::::::::::::::::::::l
.   | :::|      |   lヽ、__,. 、 ';::::::::::::::::::::::::::::::l.、
.  | |     |   |:::::::::::::::ヽ. l::::::::::::::::::::::::::::::|:ヽ
   l.  l    ヽl. ..|::::/::::::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::|::::l.
    ヽ ヽ.__ ノ | ::|:'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
    ` ー- 一 ヘ |::::ー-、.._:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::|ヽ
           7ハ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::|:::ヽ
          /::|::|:ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::|::::::ヽ
           /::::::|:::|:::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::|:::::::::ヽ
       /::::::::::{:::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::|:::::::::::`


             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{⌒    ⌒リ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|  これを機に、フランス各地でも
   ぶ     ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│   同じようなイベントが行われたにょろ。
     ん/⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j. /⌒i ! ぶ
.  ((  \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│ ん
.      l||l/:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、_ /l||l  ))
     ( ̄`ヽ< | |  ヾ∨:::ヾ:::  ̄ ̄)




               ___
            /      \
           /_,ノ   \  \  やれやれ。私たちのような
          / (ー)  (ー)   \  神のしもべには、とことん
           |      '         |  受難の時代ですね……。
   ,'⌒ _ \   ⊂ニニ⊃   /
   ヽ_ノ   /          \


         -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
         /::::::::::、::::::::::::::/   て
        ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
        ノ//::::/ ._ノ  .ヽ、ヽ/`i
        イ /: :从 (○)(○)./  リ    聖職者ども、出てこいや!
         |ハ |  (__人__)..|  /
            |   ` ⌒´ リ  ヒ
          .  ヽ     //  ,`弋ヽ
             ヽ  - ′.Y´  , `ヽ`.l
             /〈  `ー〈::....ノ   V    ©高田延彦
             | ヽ_ー 、 `ヾ_/ //
              |    フ-、`ー┴‐-〃
                   `ー‐一′


       / ̄ ̄ ̄\
     / ノ    \ \  な、何事ですか!?
    /u (●)  (●)  \ 前にもそのセリフで悲惨な目に……。
    |     __´__  u   |
    \    .L:::::ノ    /
    /  u         \


      _______
    _,./       ヽ
   /  ─、,,_   _ヽ、-ー 、-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
   〉       `Y(,_ )  ):::、::::::::::::::/   て
  (´   ─、,,_  入_____ク::/´ ̄ ̄``   ヽ
  }         \_/   /./ \,  ,/ヽ  |
  {   ─、,_   !   、i从  (●) (●) レレ|  今や神もキリストも不要、
  ヽ      ヽ/  /(ハ|   (__人__)  |ノ  つまり宗教施設も不要ってことで、
   ヽ ¬─-ー"  /   ノイ|   |r┬-|  |     そこにある宝物も民衆に開放すべきだろ!
    ゝ、_     _L  / ヽ |    `ー'´   |
      `゛ー<  /    ヽ        /
          ∨       ヘ      ゝr'.二ヽ、
          ∨             i^Y゙ r─ ゝ、
           ヽ            ヽ._H゙ f゙ニ、|
            \             \`7ー┘!
              ヽ               「:ト  イ


      ____
    /:::::::::  u\
   /ノ└ \,三_ノ\   ,∩__   きょ、教会を破壊するのですか!?
 /:::::⌒( ●)三(●)\ fつuu
 |::::::::::::::::   _'__   ||   |
 \:::::::::   ´-―-' ,/_ |   |
   ヽ           i    丿
  /(⌒)        / ̄ ̄´
 / /       /


                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
               三::::::::::、::::::::::::::/   て
      ―― [] ] ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
     | l ̄ | |     三/::::/   \三/ ヽ  |
     |_| 匚. |    三/: :从   (○)(○)レレ|   やっちまうだろ!!
        | |     .|ハ |u   (__人__)./ノ
         |_|     ≡      ` ⌒´ノ
               二        }
             r⌒ヽ       }
[] [] ,-       三       __ ノ
  //      三   /      )≡
匚/      三  ニヘヘヘ      /  ≡
          三ーヽJJJJ     / ̄、⌒)
             三      / ̄  ̄
             ニr     / ̄ ̄ ̄ヽ
            三    ニ_/    |
            三   三 三   /
     '     .三.  . 三 三 三 ̄ヽ
         三三    ニ≡ ニ _ノ
        二 三    /  三_ノ
  ヽ    ニ ニヽ_ ノ
     ノ  二
  ヽ
     ニ
    ヽ l
  ヽ\ | ノ/
 ヽ\   ノ/


                ┏━━┓         ヽ
                ┃    ┃      ┏━┓ /  、  メ
                ┃    ┃      ┃  ┃ |   _ス´ /
                ┃    ┃┏━┓┃  ┃ | ./ .∨
                ┃    ┃┃  ┃┃  ┃ r'´l.  f´ヽ./
                ┃    ┃┃  ┃┗━┛/彡廴ノ /  }
                ┃    ┗┛  ┗┓\y'   Д´ ̄\/ ̄
                ┃            ┃  ヽ  ノ" ヾ、/  》  |
                ┃  ┏━━━━┛〉、_/\クri  l}  /  ィ|´
                ┃  ┃|     f`<´ ヘ_/{lii从ヽ/゙ゝ=、/i/|
                ┃  ┃>-‐ァ7ヘ、\{_}//「lli>ヤ´ソミミ'ヘ/l|
                ┃  ┃‐‐--{_lj /\/_\V/∠l」>i「llli7/∧,|
                ┗━┛ _ {`ヽ{_//´ /X〕ミ:》''´〈〉ヾk'〈/ヾ''|
                   l  |/ 7}\l__>‐゙/く_>r' l〉ミ〉二ヾi}ー-'|lli_,ィ'"´
                   l  K ,//, 「`Y}三./ _l_ソ_}ツヘ__{\八___|lliノヽ
                    l  |^ヾ'  L// __幺:::`:::::く../\/i´ ゙̄ヽ|´   \
                 、i l  | ̄二ニ=r―‐く大^ニァ' }/7/〈{     ,| :
.        ==  ̄ ̄ ̄  ――_―― ̄___ ̄―/{_{\/\/ /i|  /   ┏━┓
    ̄ ̄  ――_――__―_____ ̄ ̄ ̄ ̄‐―jjY^ヽ/\.|;,   ┃  ┃
                  `ト、Y´ ̄ ̄} ̄[三,/:::.`ヽ=ァヘ{ニ<   ヽ| l     ┃  ┃
                   \ l|`ト、ロ /, /l }/.:::rr=く_[/_7{_\,>、_ , ,┏━┓┃  ┃
                   ヽ|  l\' / /::::/こl」」くi_/ 」   \ ヽ ┃  ┃┃  ┃
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                        { ヽ;ン'^ヾ个 l|  | lli┃  ┗━━┛  ┃
                  /ヽ    ` 'く j l//^ヽ!┏━┛          ┏┛
                  V/        、{ i  /^┃      ┏━┓  ┃
                        ロ  \ィ!i| ┗━┓  ┃  ┃  ┃
                              \|  i{ l┃  ┃  ┃  ┃
                          [l    \,l| l┃  ┃\┃  ┃
                           /7        \;i┃  ┃  ┃  ┃ |、
                        `′         ┃  ┃  ┗━┛、|i \
                             <>    ┗━┛、     |iヽ


                                                 、Х
                                             〈`
                                               /\
                                              //.:::.:.::〉
                                          〉へ::.:/ヌ/〉
                                            /'个y´ ̄Lム、
                                         |:.'.;| [] . :::.ヒ!
                _                         |;'.:.| . : : : :ロ.::|
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‐く.:〈     ,、   |. : : : :.: :\:|:::::::::::::::::::::/. : : : : :〉〉       //:: : :| | : :.::.::.:::..::.:|-┘:::L、r‐//┐ ,、
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::.: :└i:| //\| ::::ト、__ : : :||_'//、п∥::.:l| : : : : 〉〉      | :.|::|..::./rへ/レYL;/:>┘/ト┘.//::::.`L「|-┘/:::トyィ
工エ::「 /〈. ::〈|-、_/::::::..\r':.|.::[,/T>.:/ロ〃乢.: :: :〈〈       ̄└─匚|__| :| |:L:冂_| :|┐ .::::::ir==| |.:::.「.:[]:}il|{´
: :∠7ヘlコ:::|:.:..|-i_::_r√ソ\>へ:| :|:ln| :]:|:П叮  ̄               。l;_|_|ー|__!」====l|_<>‐┴─|i|l|
: :|ェ| .:::::|:.:.|:::..|::::.|\.::::》: :::L;:.::r| .L/∟ロ⊥!        rュ    ´         '                 ルヘ:


                      ガバッ
          ..:::::::::::::/ ̄ ̄∨ ̄ ̄\::::::::::::::::
    ::::::::::::::::::::::::::::::|  / ̄ ̄ ̄\  |:::::::::::::::::::::::::
    ::::::::::::::::::__|/  _ノ  ヽ、_ \|__::::::::::::::::   か、神も仏もないものですか……。
   ::::::::::::::/  / ((○)) ((○)) \  \::::::::::::::::
  :::::::::::::::::|   |      ´    u |    |::::::::::::::::::::::::
 :::::::::::::::::(⊥_⊥)\___⊂つ___/(⊥_⊥):::::::::::::::::
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


          -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
        /::::::::::、::::::::::::::/   て
      ∠/::::::::/'´ ̄ ̄``   ヽ
      ノ//::::/  __ノ ヽ、ヽ  |
      イ /: :从   (○)(○)レレ|
        |ハ |   (__人__)./ノ  もう終わりかよオイオイオイオイ冗談じゃねーよオラ!
          イ|     `⌒´ }  キリスト教徒の皆さん! 目を覚まして下さい!
            |        }
        .  ヽ      ノ
           _,,ゝ    (,_
      , .-‐- くJ(      ゝ-rr- 、、  ©小川直也
     /Y  ,r 、 `ー r'"^〃 、  つヒヽ
    ,ノ '^` i! =テミ i' 天ニ  ミ、 ='"^ヾ }
   ,/ ''=''" ノ-‐'ヾ-人,,__ノnm、''::;;,,  イ
  i!   ,∠-―-、、     `ー'フヾ、  j
  f'´    ノし   `丶、 ー=ミ-JE=-  /
  ヾ=ニ- 彡^ 〃   ,,>、、`''ー-::,,_,,ノ
    ``ー--┬:, ''"~´フ ソ´`7'' ''"´
         ,に (`゙゙´ノ   f^ヽ
        ,ハ    ,ィ'   ,;-ゝ、
        /ミ`ーt!,_,ィ-‐彡''"^ヽ
        /  ヾ::::::::::::::::r''"  ぃ ;}
       l   t:::::::::::/    ノ /
       l!   `'T7′   / /


'、,   \ \                    ____.
. \   \..\..゙゚     。       ´           。
   \   \ \        /           / /  \  ` 。
、    \    。  \      o     ヾ   i {   /.:\    \
、.\    .\.   ..\ \. /             ‘、ヽ  {:::::::::i     ヽ.
. \ o     。..   \...′ ─ = ニ           ー '   ___ .
.  \.\    \.   ′      U     -──--     { {:::} ヽ.
\   \.\     \  |   -‐      /          \   ¨ ノi
.  \ 。   o       |          / ̄ ̄ ̄ ̄`       ヽ     |
.\  \.  .\.\    \...../   {          \  /   '   それがあなたのやり方ですか!!
  \  \   \.\  oヽ   〃    ー--.          /   /
、   \. .\.   \.\  \                  ー‐  ´。d゚
. \    。   。  ´ ̄ ̄/                 。o2゚´ ̄ ̄ ヽ
、 \\.     /          /  〃 /     /.       \|       ©長州力
...゙-‐─  ¨´                               \




                    / ̄ ̄\
                  /   ,ノ ヽ、_
              |    ( ●)(●)
             |     (___人__)  教会は各地で略奪され、新たに
                  |        、'  「共和主義の神殿」と呼ばれるようになった。
                 |       |
                }._\     , |
        .__ __ ,.〈\\>ニニァ´
       /: : < : : : : : : \  /゙i ゙i、
      , ' .: : : : : : : : : : :l: : : .∨',:::::ト|゙i \_
     .{ : : : : : : : :゙i : : :」 : : ::', Y´゙i. |: : : : .\
      |: : : : : : : : :\ : : :\ : ',|::::::i |: : : : ',: : `,
     ', : : : : : : : : : | : : : : : : :.',:::::゙i|: : : : . ',: : }
       (,:/:/ニ`ン---r : : : : : ',::::| : : : : : ',: : ',
        `: ´ : : : :V ,r'二ヽ_: : : : :',:|: : : : : : ',_,rー'、
       {∨ : : :└」_,r' 二 ヽ: : : : ',|.: >< ̄\.: \
       {: ∨ : : : : :」.ゝ-''゙~ ̄ ̄ ̄ ̄: : : : ゙i ム: : : ' ,
         l: : ∨: : : ./: : : : : : : : : : : : : : : : 、/: : : : : : }
        }: : : \ : : : : : : : : : : : : : : : /゛ ̄: : : : : : : :, '


        ____
      /     \
     / _ノ  ヽ__  .\
   / (○)!i!i(○)   \  宗教を排除するって、
   |   (__人__)  u    |  大丈夫なのかお?
   .\   )t-ツ     /
    /   ⌒´      \
    \_(__)      i\(__)
     |          |


           / ̄ ̄\
         /  _ノ´ ヽ、
.        |   ( ●) (●)
        |   (___人__)  まぁジャコバン派としては、
            |       _.ノ  否定しきれない考えなんだがな。
          |     _/__゙ヽ_
         j、_    (〈_r- ヽ ヽ、
        √::::::...`ミュ、r'、〈`ヽ、 |
        /.::7 ̄ ̄. : : .:.:.ヽ_ヽ   ト、
     / .:::/.:::::::::::::::::::::::::::::..\Yー‐ソ,
      ,' .::::/.::::::::::::::::::::/ ⌒ 、ヽ,:::::::::|
      i .:::::::::::::::::::::::. ::::::::::::::..ヽ::.',::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::/ .:::::::::::::.::::: }::::;::::::::|
     i ::::::::::::::::::::::l .::::::::::::::::::::: ,.:: i::::::::|
     ', :::::::::::::::::::::;i .::::ヽ::::::::::::::l_:::|:::::::|




                   _____
                 /::'⌒:::::::::::; '⌒゙\
                /:::::::::::::::::::::::::∪    \
              /::/´  `ヽ::::::::::/´  `ヽ \
             /::::::(     l:::::::::::::l     )  \ エベールたちは過激にやってるおが、
           /::::::::::::::ヽ_   _ノ::::::::::::ヽ_  _ノ  ; \  我々は宗教の排除までは考えてないんだお……。
           |:::: ;:::::''"⌒'(    i    )'⌒"' ∪  |
           |:::::U::::::::::::::::::::`┬─'^ー┬'′       .|
            \::::::::::::::::::::::::::::|エエエエエ|         /
             \::::::::::::::::::::: !llllllllllllllll|   U  /
             /:::::::::::::::::::::::!llllllllllllllll|      \
            /:::::::::::::::::::::::::::└ .u U┘         ヽ
             |::::::::::::::::::::::::::::::::::::          ,  

       / ̄⌒\
     /      \
      / Θ  Θ    \ 
    l ""(_人_) ""   |   けどまぁ理性については、頷くところもあるナリ。
     \  し゛      /
      \       〈
   /⌒`  ̄ `    ヽ\_
  /           i ヽ \
  ,'              }  i  ヽ
  {             j   l    }
  i   ヽ    j   ノ   |   } l
  ト、    }   /  /   l  | .|
  ! ヽ      |  ノ    j  ' |
  { |     } |      l    |
  ヽ |     i  | \    l    /|
   { |     l   |     |   / |


          ___
         /::::::::::::::: \
        /::::::::::::::::::::::::::::\    理性、それは人間を人間たらしめる、
      /::::::::::::::::::::::::::::::   \  社会基準の源だお……。
     .|:::::::::::::::::::::::::::(ー) .  |
      \    (__人__) .  /


     ,r=ヽ,
     l   ヽ
    |    .',        ゝ´ ̄ `ヽ
    l     |.     /r ヽ  r ヽ \
    ヽ    ハ.  /  |━|  |━l  \
   r‐' `   ノ ヽ/   `´   `´     \  人間社会をより善きものに導くという意味で、
  ノ  ヽ. 、 i  ヽ/ //(_人_)// //   l   道徳と言い換えてもいいかもナリ。
 (  、  ` ヽy'  |   |:::::::::/        /
  〈_ .、_ヽ- ;ィ´ ..,_ノ   `ー´     ./
   \`'¨ ^‐(  ..ノ          イ\
     .\_  ` ̄              ヽ
       `'ー‐'i              l


         _____
      ,..-''"´           `''-,,
    ./                \
   ./                      ヽ
  /  ___     ____   ',
  ,'   ____        ____    ',
  l   l ●   l       .l ●   l    l
  l   ヽ、_ ノ      ヽ、_ ノ     .l
  ',                        ,'  道徳、かお……。
  ',       (__人__)      /
   ヽ、     └――┘       /
    ._`''-..,,_    ̄ ̄    _,,..-''"_
,..-''"´                    `"''-..、


       /⌒ヽ
     /Θ Θ\   けど理性でも道徳でも、
     ( ""(_人_) ")      o  エベールやジャック・ルーの言うように、
     \  じ /     /  おためごかしの空念仏じゃ、
      / lヽ介/lヽ、 ,rE)   やっぱり何の意味もないナリ……。
 .     | | ~ヾ/~ |. ソ◇'
     | |  ゚|  |\/____E[]ヨ___________
   _ | |  ゚|  |__
   |\  ̄ヽ⌒ヽ⌒ヽ \
   |\\  ⌒  ⌒ 甘 \
   |  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|



     ____
   /      \
  /   _ノ ヽ、_.\  
/    (●)  (●) \  そもそもルソー先生も、
|       (__人__)    |  理性や道徳については否定的だったお。
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /


      /⌒ヽ
    /Θ Θ\  現実の社会にはそのままでは
    (""(_人_)"")  適用できない、ってことナリ。
     \ し゛/  適用する為には……。
 r ,≡∩,    ヘ
 ヾ^ノ`ノ     | |
  ヽノ      | |




               ____
            ,. -'"´      `¨ー 、
           /            ヽ ヽ、
        ,,.-'"          ,,.-'"`     ヽ、
       / `゙`'''゙゙゚    、_,,.-''     ':'"    ヽ、
      i 、         .。- = ナ '´        ヽ  そうだお。我々がルソー先生、
      ./ マ=t7心。 、 '´{イt_ァ 7´,ィ          ヽ  そして奴等から学んだことがあるとしたら、
     / .  弋 モ_无     `¨¨´                i  理性も道徳も、
     /     `¨´ ノ    \                  l 
    ,'        ,'       ヽ                l   裏付けとなるが必要
    i        (   i     )               /
    ',        `゚''` `゚''ー' ´              /   だということだお。
     ヽ、                            /
      ヽ                         /
         `¨i                     ヽ
          /                      ヽ
         /                     ヽ


            O―~
            .|| プ |
      /⌒ヽ  .||―~'
   /ノ Θ Θ \||
  /^/ .""(_人_)"" )   力があれば、人は従うナリ。
 (  ' ̄ \ し゛ /  力があれば、人は……。
   ̄ ̄| = V // ヽ
      |   //.| |


         /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ `  、
        /                \
      ./              ,==ニ_-、 丶
      /                 〃  __ `ヽ  \
     ./     メ≧、_ノ     イ   {・}  |}  丶
     /     ィ彡´三ヽ\  /. 丶 __ /     '
   /     〃 ̄ ̄ {・}|       ̄  ̄       V
  ./      廴 _ 二´    l     、       '
  ,'         ̄  ̄,       人、   }         '   恐怖するのだお……。
  |           ヘ、   _イ __`ー-ェ'            |
  |           |i Tィ'"´:::::::::`゙ヾイ         ∧
  |            ! |{::::::::::::::::::........}|   /     /
  丶             V:::::::::::::::::::::::/ //    /
   `            \_:::::::::::::::ノ        ∠
     `              ̄ ̄      /
        `ノ` ‐ - _``ー- -‐'"´_ _ , ´


               , ―――  、
               /           \
.            /            \
         /   /⌒ヽ  /⌒ヽ   \
        /      |〓〓|.  |〓〓l      \    道徳的な恐怖、それが
       /      ヽ___/  ヽ____/      \
     /        /       ヽ.         ヽ  恐  怖  政  治
     l           ヽ____人____/         l
      ヽ.           ´ ̄ ̄`           /
      \                        /   ナリ……。
        \                    /
         \                   /
         、 ゝ                  イ
        /                 \
       /                    ヽ
       ∧                    ∧
       |                      |
       |                      |







        ___
       /_ノ  ヽ\
     / (○) (○) \ こ、これが「恐怖政治」の考え方かお……。
   / u   (__人__)   \
   |     |i!i!i!i!|   u  |
   \  u  |;;;;;;;;;|    /
    /    `⌒´    \
   (<<<)        (>>>)
    |、 i、       ,i  /
    ヽ_/       ヽ__/
     |          |


                        ,     |
                           ,,..イ       |
       l          _,,,...イ´   |     |
       ヽ、ヽ __,,..-t''"´:::::::::::|    l     |
            |  ヽ:::::::::::::ノ   /      .|
            ヽ、    ̄   /        |
              `               |
                             |  人を従わせる最も簡単な方法は、
 .:::::...`` ‐┴----_以ヘ‐-、            |    絶対に逆らえない圧倒的な力を見せつけること。
:::::::::::::::::::::::::::::::::;/イ ´..:::::::::.ヽ、           .|
::::i;_;:_:::;_:::;, ィ'¨´::::::i:::;ソ  :::::::..\         |   その為には……。
,r'-‐‐::'::::::::::::::::::::::::;y'   .::::...   `¨`' 、.      |
  :::::::::::::::::::::::;:/  ..:::::::::::::: ̄`ヾ、_   `'ー- .|
. ..:::::::::::::::::::;ィ'´   ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::...`丶、 .\_`マ
.::::::: ;:__;斗>'´  ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヾ
≧´ .....::::::::::::::::::::::::_;;;、ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  i:::::::::::::::::::::;ィ¨´:_:_:i'::::::`ゝ‐---ュ、;::::::::::::::::::::::::::::::::


            _,,..-―――‐-..,,_
       ,,-''´              `ヽ
.    /     u          u ヽ、
.   /| | | | | -..,,_       u   __  '.,
   /| | | | | |     `゙''‐' ′ ヽ-'"      ',
  ,'| | | | |.|≡=-.,,_  .三三三 _,,..-=≡  ',
  l.| | | | | |   . `゙ .三三 "´  .     l
  |.| | | | | |====≡ 三三 ≡====  |
.   ',  u | |     /       ヽ      .l   そ、その為には?
.  ヽ         {     ,.、   }     ,'
    \      ゝ-ィ´ `"j-.'′ u   ,.'
      `'',-..,,       |.r-‐''"     ,,..-''
      /  `゙"''―‐.U――― ''"´ヽ
     ./                 ヽ
    /                  ヽ


                     -───-
                 > ´::::::::::::::::::::::::::::::::` <
                / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \
                / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \
             / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::  ヘ
               / :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ
           / /           l:::::::::::l        ヽ  ヘ
             l /    __ _/::::::::::::ヽ_.__   ヽ l
              l::::\__/  °\::::::::::::::::::::/ ゚  \__/::::l
              l:::::::  l/ ̄⌒ ̄`ヽ:::::::::::::´ ̄⌒ ̄\l  :::::l
            l / ̄::::::::::::::::::::::      :::::::::::::::::::::: ̄\ l
           ヘ    /         l        ヽ  ./
           ∧   l          l l          |  /
                ヽ.  |       / ヽ.        ノ ,/
                 l ヽゝ‐----一'    ゝ‐----一'/l
             l  l  l  ll |∨  ̄ ̄ ∨| .ll l l .l
               │ l  l. l∨::::::::::::::::::::::::::∨l l l │   逆らうとどうなるか、
             l  l  l|/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ|l l  l
             l   l l:::∧ :::::::::::::::::::::::::∧::::l l.  l   実地で示すことだ……。
             l    l .l/ l∧___∧l ∨ l   l
             l\   l \ , ──── 、/ l  ./l
             l  \ ヽ  _____  /./  l
             |   \∨:::::::::::::::::::::::::::∨/   |
            ( ̄ ̄ ̄ヽヘ  :::::::::::::::::::::  / ̄ ̄ ̄ ̄)
            | ̄ ̄\  ヘ  ::::::::::::::  /  / ̄ ̄|
            |:::::::::::::::::: ̄ \___/  ̄:::::::::::::::::::|







            r - 、
      /⌒ヽ   /  .....i
   ./Θ Θ\ / .::::::::|   10月10日
  ( ""(_人_)"/  .::::::::/
   \  じ ./ .:::::/
 ,, -'´`ー,r-'’ ..:::/!     革命政府宣言
/ , -- /   ,:::::イ...::i
| 、 /  ,   i:::::: ヽ.|
i .:::| 、 i  ....i::::: ノー-- 、


                   /:  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
                 /: : : :              \
               /: : : : : :                 \
              /: : : : : : : :..                \
             .l : : : : : : : : _ ノ゛,, ;、、、 '⌒ゝ、      l
             | : : : : : ::;;( ● )::::ノヽ::::::( ● );;:::    |
             .l : : : : : : : ´"''",       "''"´       l  これはつまり、ジャコバン政府は今後、
              \: : : : : : . . (    j    )       /  戦時非常体制として職務を遂行することを意味するのだお。
               \: : : : : : :.`ー-‐'´`ー-‐'′    /
               _ノ>'´小、    `ー―'´,),. /\イ
       _,.二ニ-‐フ´ / /!| \ ` ー --‐ , イl、 丶、ト、__
  ,r‐<´     /  '  /´ |j    ヽ、   __/ ' ハl、   ヽ  `丶、   /⌒〉
 ノハ   \   /    /   jl|  ,'  jゝィ厂   ′/l∧   \    \/   /
∧丶ヽ   V       /    /リ ;   /⌒l|   ; / / ヘ    ヽ   /   /、
l l、 、 }   ヽ     /     ハノノ  /  ∧  ,' / /   ハ     \丿   厂\
、_}/ノレー‐-、\  / 、    |/'´ / ン=c'、{ヽl  ' / /    }、     レ- '⌒ヽ__ ヽ
´ /´{    `ヽV___、>--、 く  /7个i/ ヘ.0/ /      ハ     /   _,. イへ\ \
 ∧0 ノヽr─-、___)一´- 、/ ) ∨ / / jl   ∨/=-、  (⌒>‐イ  _∠´ /l /! \ \
 {. ハ |  {、_     ____) / /   / |    /    \ (⌒(   __`二´-‐┬' 7/l |   ハ ヽ
 ヽ、ハ   \ ̄ ̄ - '´ /i /  '  / 'l   /       ヽ\  ̄ヽ、  _, / /∧リ--  〉 〉
、 〈 `>‐-`ニ>─<   !/     /  | /        \\,_  ̄ 丿_∠´  厂丶 / /


    /⌒ヽ
   /■‐■‐\  要するに、非常時には非常手段が取られる、
  (""(_人_)"" )   そういうことナリね……。
   \  し゛ /
  /⌒|ヽ∧/|⌒ヽ
 l::::i::::|  ハ |::::|::ヽ
 |::::|::::|  リ |::::|ヽ::ヽ
 ヽ::ゝ:ノ   l:::l


                           |
                           |
                           |  ! !
                            !   | .!
                       i !    | |
                           i .!   |
                            |   |
                            |  i .| |
                            |  |ii| |       10月16日
                           !  |il| i
                          | i | !
                      i   .i |  |i | i
                   {i    |   :| ii  i :|
                   i :  | i  |:i:   |
                   :i   | i   i:|    i! :
                    i  .| i  :i |    |: i|      /
                     :i  | : i!|!     !|!i    /
               ヾ    :i  i|! : :||i i    i! | |:ii /
                    i  i! | i|!i ;   i:!i | i |:〃
                     \! i| |:ii!:| |   :|:|i!| i|:/    マリー・アントワネット処刑
                  ゝ 、`i: ii|:i|ii!:i| i  i i| i|!|:/
                      \i|!:i||l! | :  | i| i|/;/
                    、ヾ、|i|!i:| :  i |:i!!,イ
                     ヽi };i|! :| ;  ;i|:!/ / ′/
              、         ヽ`ヾ:|   :i| !; / / /
               .\      ゞ、  、   |i  /
              `ヽ; ヽ ヽⅥ、ヽ      : / /  /
                 >、ミ、≧: >:.>      ;'  ,’.//
                  >ヽゞヾ、ゞ        イ <
                     ≧/ ,    ヾ`、く
                    / 〃´// / i| レヽ\、ヽ
                  ´  ;  //   | i;i ゞ、 \ヽ `
                      /     :| i ! ヽ  `
                            | : '
                            |i  `
                            |


     /.: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
    /: : :             \
  /: : : :            \
/: : : : : :               \   10月末
: : : : : : : :.._        _      \
: : : : : : : ´⌒\,, ;、、、/⌒`        |
: : : : ::;;(( ○ )::::ノヽ::::::( ○ ));;:::   |  それでは、続けて
: : : : : : ´"''",       "''"´        | ジロンド派の粛清を行うお!!
: : : : : : . . (  \j /  )/     /
\: : : : : : :.`∨トエエイ∨     /
/ヽ: : : : : : : :∧エエ∧: : : : : イ\
: : : : : : : : : :.``ー- -‐'"´         \
: : : : . : : . : : .                   \


       /⌒ヽ
     /Θ Θ\  ジロンド派の主要メンバーは6月の追放以来、
     (""(_人_)"")  逮捕された者は投獄されていたナリ。
      \ し゛/
  _, ‐'´  \  / `ー、_
 / ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
 { 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
 'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
  \ヽ、   ー / ー  〉
   \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-く






        r-、             , -──‐‐-、         r、________,.へ
       _ノ ノ     ,.へ      / ,-─==-‐‐、\         | r--、 r--、 r--、 r'′
 lニニニ''' ムニニニニ---ゝ    / ,,---、  ,,,---、ヽ       | |__| |__| |__| |
      フ ∠____,へ、      i ''"フ-ァ'ハ ,r‐< i        し'─ r-z r-z ─‐-'
    ノ ┌───l  |      |   '`ー゚ 」  L`゚‐'^ |      lニニニニニ |  | ニニニニ'^ゝ
    ノノ| L___.|  |     __| ,,、--└Li┘---、 |___           | |  | |
 _ノ-" | |ー──‐-、 |     { ti/   /\   \iァ }   .lニニニニ  |  | ニニ'^ゝ
     | Lニニニニ. |      Y    ./´ ̄`\   Y´   r-、__,. -''~ j.  | |
     | |      |  |     ノ  ∠__/\_ヾ、  ヽ    ゝ、,. -''~フノ  | ニニニ'^ゝ
     | |     _|  |   / /  /  i  ヽ ヽ   \     ノ "   | |
      ー´    `ゝ、.ノ   i  /   ,'    i   ヽ ヽ   !  -''~      ー
                 | i   i     i    i  }    }
             ,.、-‐‐┤ :   !     !    }  ! ノ ノ‐--、,_
          ,、-''"    ヽ ヽ  ヽ丶   !   ノ ノ  /    `‐-、,_
       ,、-'"         \ \ ヽヽ  !  /    //         `'‐、,_
      /            \ヽ、,,__ ヽ、,, i/ //  /            \
     / \             ヽ  `r-、,  _/ /   /            / i
┌‐────┐           ヽ  \ノ二ヽ /   /            /    |
│ サイバンチョ .!            ヽ   i   i   /            /,、-   |
├───‐─┴────────────────────────────
|ジロンド派全員に対し     死    刑
└─────────────────────────────────‐


 ̄ ̄ \
     \
        \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
        __\: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
  __... -‐   `\
..i ~    __,,.- ^`・\
,.| 、‐-‐'' "~   _ノ~\ \ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
八ヽ___,,.._-‐_'"´___,, ノ   \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  / ヽ、二・二二/      \         10月30日
  |. \             |  
  |.    \           |      ブリッソーらジロンド派20人
  |.     ヽ             |
 丿 `             .|
                /
二二二二コ         /


                _
              //.|
             //./|
           //./| |
          //./ /|. |
        //./|/::/| |          _______________
        □/ / // | |.          |
        | |/.;;;;//.  | ||.         |        処     刑
        | | ;;;;;;//   | |||         |_
        | |.;;;//    | |.||     ∧ ∧  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        | |//..    | | ||.    ( ・∀・)
        | |/.     | |. ||    (    )           ワイワイ  ガヤガヤ
 ______.| |___//| ||__ / | | |__
        | |   //  |. ̄∠/(__(__) /.|          ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧.
..∧_∧   (| |⌒/. ∧ ∧⊃イヤァァァ.     //|         (´-`;)(@・ )(;´∀)(
( ・∀・).(⌒| |//(;´Д`)        //  |        ∧∧ ∧ ∧  ∧_∧. ∧∧
(    )  ̄| |/ (⊃ /  ⊂.⊃.   //   |       (∀・ )( ´,_ゝ)(   )(´∀`
| | |.   | |    /   └─┘ //   /.      ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧. ∧_∧
(__)_)   | |  /         //   /       <_`  )(´・ω)(д゚` )(
        | |/         //   /.       ∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧_∧ ∧
        ~~         //   /        (   )( ゚∀゚)(`   )(   )(゚д
.                //   /        ∧_∧ ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
.               //   /         (д- )(   )( ´,_ゝ)(TдT)(∀` )




                    ィ'::¦
                  /:::::::::::l_ _ 一ィ'ヘ斗、イl
                 ':::::::::::`7 /::::::::::::::::::/:::::::lヽ、
            , ':::::::::::::::ィ-:::Y´::::::::/::::::::::::::::::::,l
              〈::::::::::::::::::i:::::::::!:::::::::/::::::::::::::::::ケ::::¬
               ::::::::::::::::{::::::::::::::::::〈::::::::::::::::::ハ:::::::::::!        11月8日
               }:::::::::::::::ゝ::::::::::::::::::丶:::::::::::|::::,、:::::::|
               /:::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::〉::::,.::/// , ヘ|
          ,/:::::::_._/ .|:::::::/|:::::|!::::/::::(レ   /
          i::::r ' ´  /:::::::ノN::/:::l:::::::::ム ,i             ロラン夫人
          ヽ、   /::::∧ヘ {:::::l:::::::::/_/
                 ∧::::| 丶  |/'l,::::/
           / (.:::::〉/\  ヽ|  l::::| ヽ
          /,イ_ )f´        |レ ヽ丶 、 
          | |/  /  `ー--/ ヽ、_ノ  `ヽ、
          | |     ヽ  /   /  ヽ    |
          ヽ!     |  /    /    `ー‐、 |
            |     | /_, -イ |     || /ヽ!
             |  |  |     ヽヽ、__ノノ/
          |   ヽ |ヽ     `ー─' |
         /    ヽ∧ノー───‐─‐─|!
         |     |  |ニニ ーニニ ー.|.|
         |       | /`ー─ ----- ─'ヽ|
         /|     | / /    .|      ヽ|___
        /       |/       |       |  )
        ヽ_____/ト、     |         |<
         ト、__| ヽ     |         | .)
          |    ヽ ヽ    |           |コ
           |    r、|  |    |         |川|)
         `ヽ、___ノ_/ /|   ヽ          .|川ノ



      ||:::::::::::::::::/  /     ||
      ||::::::::::::/  /       ||
      ||::::::/  /        ||
      ||/  /          ||
      ||  /           ||
      ||/             ||
       |│              │|       処     刑
       |│              │|
       |│              │|
       |│              │|
       |│              │|


                       __
                       /    丶
                    /         `
                      /           ',
                        /     ___,ノ ゝ丿
                    /     (、__)(__ノ
                      /  {     (___ノ、丿  ロラン夫人は処刑台の上で、
                    /ヽ\ ト.、     /   今日に伝わる有名な文句を吐いたと言われる。
               / : : : .\\>、___,_∧
              : : : : : : : : :\ ∧:::: ヘ : :\
           / : : : : : : : : : : : :ハ、}:::::{ `; : : :`: 、
.           /: : : : : : : : : : : : : : : ::∧:::::`, | : : : : : :.
           { :.| : : : : : :|: : : : : : : : : :∧:::::V: : : :.V. :ト、
.           ;': / : : : : : :|: : : : : : : : : : :∧::::i : : : :.|ノ : :\
.         /:./: : : : : : :.ノ/ : : : : : : : : :.Λ::l : : : .L:_:_: : : ヽ
        / : : : : : : : : / : : : : : : : : : : : : :Λi: : :.r'==、: :`.、:.ヘ
.       ∧ : : : : : : : イ.: : : : : : : : : : : : : : :.`|,/ ̄`y!!: : : :./
       { ノ : /⌒< : : : : : : :/ : : : : : : : ノ   ノイr'¨゙ ´
     /: : : :∠ : : :γ>'-=ニ< : : : : : : : : :.{ ィ l l fi'´
      {: : : /: : : : : :{ {   ´`⌒⌒ヽ : : : : : :.ヘヽヽノ:|
      ゝ─…‐=ミ:人__r}  { { { ト、: : : : : :}: : : : :|
                 / / ト { { }: : : : : :く: : : く


             ,ハ /\      /::::::ヘ
       /´ヽ  ,/;:::::∨::::::::Y^⌒ヽ、{ケ:::::::::ヽ、
       /l:::::ノ!/::::/:l|:::_イ丶{:::ヽ、::::.ヽ::::::'⌒^ ̄,}
      ,//:::::/::::/:::::/l{ニ、ミ::::\::::::::.::::\: : :./´::|
     i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ\::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.イ.:/:::::::;:
     /::::::::′/:::::::::/:::丿 '.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,イ',::::::::ト、
   /:::::::/::::〃::::::/:::::|   ヽ::::|ヽ:::::::';::::l:\:::i|::::::::: : ::>
  , '::::::/::::/,ィ!/:::::l:::::l\!    、:| `イi::::::|:::::l\::::::::|ゝイ
  {::::::/:::://|'::::::l::/L_:;ヽ    ヽィl二,_ j:::|::::,ト、:::\::lル
  l::::// l:||::l:::::::::l,'l { ト;ハ`     '´‘;!iメj }|:::レ'::!ヽj/ )ヽ   Ô Liberté, que de crimes on commet en ton nom !
  `/,'  l:||::l:::ヽ∧ヾ` vソ      Vノ /|:::l丿::リ::|  `丶
  ( l  リl:!い::::::{tヘ ,,,,     ,      l|::::|::/イ|::l     )
   ヽ l/ V|トrヘ、   .,---- 、  .,イ.|::::|::i|| リ
      \|::| ||::::ト、 〈     〉ィ:::レ':::::jl:::l
        |::::j人!::::|「 ト`ー__ , '.´| ′イ八|      (自由よ、汝の名の元になんと多くの罪が犯されたことか!)
        |::/  i:::::::l l! |      ∨/::∧::丶
         |/  |:::::::l !レ        //::∧ ト、::::\_,





                    -‐   ̄ ̄ ̄ ̄
                ´
                ´
          /
          /
        /       ,、
.        /       `ー- 、_
       /
.       l        _   ヽ
     |     i /:::::::ヽ  }
     |     | {::::::::::::} 丿
     |     ゝゝ― '
     |             \\\
      l      、
     {       }       何とも悲痛で、そして皮肉な叫びですお……。
     ヽ     /
        `┬― ´                   . :
          \ : : : : : : . . . . .  . . . . . . . . . : : : : :
         \ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
             `ーァ‐-. : : : : : : : : : : : : : : : : : :
                /: : : : : : : : : : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           /: : : : : : : :
             /: : : : : : :


           ___
       ,. -'"´     `¨ー 、
     /          ヾ  ヽ、
    /             };  ヽゝ.
   /      r´   __, ..イ ト┬-、i
   ,'       L._∠,´.!___,.ノ ヾ, ̄ ヽ,
   i                 }    }
   |          ヽ ,___,,ノ`ー-'ヽ,    だが、粛清は更に続く。
   i                ̄ "'''"´  }
   :                    ./
   i                    ,!
   i                   !
    ',                   {
    i                   !
    .}    !               }
    i     ヽ、          i  ,'
    l      ヽ、         |. /
    /        ヽ..,,____,,..ノノ
  ノ                  {




             /二三 ̄ ̄: : :`ヽ、
         〈: : : : :(L): : : : : : : :\    11月6日
        ∠二二二二ニニニ≧ュ、 :ヽ
            lミ ―     ― ミ三ヽ:j
          ヘミ ○(´ヽ. ○   ミ彡/
           ヽミ⊃ (从从ハ ⊂⊃ ミ'ノ     オルレアン公フィリップ
.       /⌒ヽ   ヘ  ゝ._)     /⌒i
      \〃:`:⌒>,、 __ ,. イ /≧/
        ヽ: :`'/ニ'ヾ : ,ィ/ニ/': : :/}
          ヾ::|ニ|: : \: ;'ニ/;ィ´: :/



     _____
..   /.:::::::::::::::::::::::::::ヽ
..   |:::::::γ⌒^Y⌒ヽ :.|
..   |:::::::::/ ._ノ  ヽ  ..|     11月12日
   |:::::::〉 ( ○) (○)|
.  (@ ::::⌒(__人__)⌒)
    |  u   |r┬-|  |      バイイ
    \    `ー'´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||


   / ̄ ̄ ̄ ̄\
  /    .100   \
. |  u  (◎)    .|     11月29日
. |            |
  |  / ̄\″/ ̄| .|
.  |  、_(○)_ _(○)_, .|      バルナーヴ
.  ヽ   .(__人__)  /
   ヽ  /( [三] )ヽ /
    >       <
    |        |
     |        |


                           |
                           |
                           |  ! !
                            !   | .!
                       i !    | |
                           i .!   |
                            |   |
                            |  i .| |
                            |  |ii| | 
                           !  |il| i
                          | i | !
                      i   .i |  |i | i
                   {i    |   :| ii  i :|
                   i :  | i  |:i:   |
                   :i   | i   i:|    i! :
                    i  .| i  :i |    |: i|      /
                     :i  | : i!|!     !|!i    /
               ヾ    :i  i|! : :||i i    i! | |:ii /
                    i  i! | i|!i ;   i:!i | i |:〃
                     \! i| |:ii!:| |   :|:|i!| i|:/      処     刑
                  ゝ 、`i: ii|:i|ii!:i| i  i i| i|!|:/
                      \i|!:i||l! | :  | i| i|/;/
                    、ヾ、|i|!i:| :  i |:i!!,イ
                     ヽi };i|! :| ;  ;i|:!/ / ′/
              、         ヽ`ヾ:|   :i| !; / / /
               .\      ゞ、  、   |i  /
              `ヽ; ヽ ヽⅥ、ヽ      : / /  /
                 >、ミ、≧: >:.>      ;'  ,’.//
                  >ヽゞヾ、ゞ        イ <
                     ≧/ ,    ヾ`、く
                    / 〃´// / i| レヽ\、ヽ
                  ´  ;  //   | i;i ゞ、 \ヽ `
                      /     :| i ! ヽ  `
                            | : '
                            |i  `
                            |



       /                 ヽ
      '                    \
     '                   }
      |                     ハ
      |                 / ,(
      |                _ヽ Y_ノ,.イ
      |            ゝ、二彡, (:゚ノ {,    オルレアン公フィリップはかつて、
     ∧          { {::::゚i ゝ、 ヽ  王族でありながらルイ16世の裁判で
      ヽ         `二二フ  j ノ   死刑票を投じた人物だ。
        ヽ      ´ ̄.r ̄´`    / )
          ヽ     ゝ、_ __ノ  i
            fノ/  ̄ ̄ ̄ ''' `ヽヽY_´.:`.:、
        >/    ヽj__.ノ、´,_`j/.{ ヽY´{、ー.:、__
      ,.:.:´, ´     > '(_,../j/´: :_ ヽ ̄`ヽ、.:ヽ
    /.:.:.:{ゝ     f,´ヽ.:.:.:.:/{----.、  ,-j.:..:.:.:.:ヽ,_:j
.   /.:.:.:.:.:j.:.:`ー---f゙.:. \/ ゝ    ゝ ,ノ.}.:.:..:.:.:.:.::.ヽ
   {.:.:.:.:.:.:.!ヽ,___,j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ    ∨ |.:.:.:.:.:.:.:.::::|
.   }.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:i!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|   丶|.:.:.:.:.:.:.:.:.:l
    |.:.:.:.:.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:|     j,|.:.:.:.:.:.:..:.:j
   ∧.:.:.:.:.:!.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:|   /`|.:.:.:.:.:.:..:/
.    ∧.:.:.:.|.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:|: : : :.:.:.:.:.:.:.:..:.:|  >  メ.:.:.:.:.:.:{.:\
     ∧.:.:|.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:|: : :..:.:.:.:.:.:.:..:.:| ノ     ヽ}.:.:.::.:ヽ.:.:ヽ
.      ∧.:|.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|: : : :.:.:.:.:.:.:..:.:|ノ        ゝ、.:.:.:.:.:.:.:.:\
       ∧|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|: : : : : : :..:.:.:.:|7       ヽ}.:.:.:.:∨.:..:\


     ____       ヽ v /
   /─  ─\     -(m)-
  /( ●)  (●)\.       ≡
/   (__人__)   \   票決を一票差だと考えると
|              |   彼のせいで死刑が決まったとされる、
/     ∩ノ ⊃  /    って話に出てた人物だお。
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /



                  ,. ‐ ''"´ ̄ ̄ ̄ ̄}
              / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j
             /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
            /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
   r…―- ..,,_/ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: イ
   \ :::::::::::''´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
     _>、_::::::ヽ、 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
      ̄i `丶、:::`丶、_: :::::::::::::::::::::::: ト、
        | ! iハト、 i、丶、___` ー--::::::::::::::::\
        lハノ!イ仄ゝヽ ナアi`ー-=....,,,____,,.ゝ
        |'、`┘  '^i下心!ハj  ,ハ!   彼は自ら貴族としての地位を廃止し、
        |/\ 、  ゞ-イ //    「平等公フィリップ(フィリップ・エガリテ)」と名乗って
.        ☆ ' r‐i> ‐rァ='7.イ´     自由主義者を自認したけど……、
          \ ⌒ヽ、,.ヘ.::´:::ハ
          \rイ ,.ィヘ.:::::ハー- 、
            └攵アト=ヘ、::::ヽ ::::::\
                / 〈::::::::::::\:::::::::::::::::l
               〉―ァi'´ \ :::::::: |
.               /_ア^'┘  `ヽ、::j
               └ ′  



       _l      -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
       \   / /" `ヽ ヽ  \
      <  //, '/     ヽハ  、 ヽ
      / 〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|   本人は容疑を否認してるにょろが、
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ|  結局は王位簒奪の為のパフォーマンス、
          |ヘ   ゝ._)   j.  | , |   として処刑されたにょろ。
            | /⌒l,、 __, .イァト|/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



         ___
        /     \
      / \ , , /  \
    /  (●)  (●)   \  けど否認してるなら、本人は
     |     (__人__)     |  本物の自由主義者だったんじゃないかお?
    \     ` ⌒ ´    ,/
     ノ          \
  ._i⌒i⌒i⌒i┐         ヽ
 ( l  l  l  l l
  ヽ      /




         _,./ /r‐、                '.
      /_/ /'´ /
       / 〈/  //  /´                  !
       !  !  ,イ  /           __ (⌒ヽ ∨`ヽ
      {l /    イ      l     {  ヽ\ \ハ、 \
     l ,  ,     !         !  ,  丶  ヽ \  ヽ}   }
     | i i    {  ̄`ヽ、  、  '/   _∨ ∧  }  l|  |
     | l l    |  ( て:::ム_j.(⌒ヽ,ィ1::.∨ ∧ |i  i!   {     それは何とも言いようがないが、
     | ; ;    }    ` ̄´イ \ \`¨ ∨ ´      ヽ、    彼の子供たちがどういう人物かを見れば、
 ,-、 ,、/      ∧          i  \ `ー '  ヽ  `    ∨}   手掛かりにはなるかもしれない。
´: : :\ \.    /   i       人  `ヽ、       li  「! }/
: : : : : :\ \_,/   ‘.ゝ-― ´  ー - ∧     l!   |!  |l ;'
: : : : : : : :\ >     ハ              ∧    !   |! /' {
: : : : : : : : : :〉≧=<三/ i、            j :!   |   !   ,'




     ____
   /      \
  /_、 ,,/"  \
/ (●) ゙(●) U \  お? それは誰なんだお?
|    (__人__)      |
\   ⊂ ヽ∩     <
  |  |  '、_ \ /  )
  |  |__\  “  /
  \ ___\_/




    /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.\
    /.: .: .:.γ「| ヽ: : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ
   ': : : : : :{ Lーュ }: : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}
  {: : : : : : ゞxzz=イ -‐=ニ二≫≧=x:.:.:.:.:.:.:/
   、: : : :> ´: :: :r=≦¨ ` ̄´ }三:γヽミ〈
    >´: : x=zz、´F゙fヒフ>   互ミ/ん }三}
.  (_ x≪ヘ´込フ>| l- ‐      Ξミ})リ三}   息子はルイ・フィリップ
.       ハ  ´|  、    ,.イ    Kノ`ヽ   その妹がマダム・アデライードだ。
       ’、 ゝノ乏≧辷彡'    | |   、__
       {{、x彡≦=≠ヽ      }l    ) : : : :  ̄: ァ===ァ-
         `¨ヘ \{{: :: : ',    /|  /: :}: : : : : : /ニニニニ{: :
           \ ヾ==彳    , ′.! /: : r__fニ二x¨ヽニニ二|: /
            \ '⌒  /  /: : : :(_{_: : -‐x.: : :.\ニ|/ :
             `ァ=≦´_ ,/ |: : : :(__{__: -‐x : : : : : ヽ|: : :
            ∠{: : : \: : : : : :!: : :(__{: : : : x:: : : : : : : : :、 :






                    __
                   ´: : : : : : : ̄ ̄  、   \\:::::::::::::::\ヽ
              / : : : : : : : : : : : : : : : : : :\  \\::::::::::::::::\
       //   /   : : : : : : : : : : : :     . . .\  \\::::::::::::::
      /フ/、__//. /. . . . . . .    . . . . : : ! : : : : ヽ  \ヽ::::::::::::
    /:::::/{   ̄/. : /. : : : :/ : : : : : : : : : : : \l: : : : : : :ヽ  | }::::::::::::
   //::::::::l l   l : : l : / : /. :/ : : ヽ、: : : `ヽ : !: :l: : : : : ヽ、| |:::::::::::
.  //::::::::::l {   l :/ l : l: : :l :∧: :ト、: lヽ、: : : :ヽ!: :l: :l: : : l  ̄ | |:::::::::::
.  //::::::::::::l !   l/!: ! : l: :/l/‐-ヽ! ヽ !  _ヽ-―!‐ !: :l: : : !  .} |:::::::::::
  l/::::::::::::::| |     ヽ! : l : ! rfチミ、  ヽ´ fr旡ミ! : ト、l : : ′ / /::::::::::    時代が下るので今は詳述しないけど、
  |{:::::::::::::::l l.     ヽ !: :l  rっソ     匕り !: : !丿/j/   / /::::::::::::    ルイ・フィリップは「七月王政」の国王で、
  ll::::::::::::::::〉l      j∧ :ト、 `¨   .      l l :l j/-─//::::::::::::::    マダム・アデライードはその補佐役。
  ヾ::::::::::::::ヽヽ      V: :lヽ、   _     /j/!/-´.//::::::::::::::::::/
   \::::::::::::ヽヽ.      ヽ: ! >   __.. ィ ト、〃 //:::::::::::::::::::/
    \::::::::\ヾー―――ヽ!  //j     ト!/ ´- ´:::::::::::_ -―<―
      ` ヽ、:::\\    rイ .i { 7  { ゝニ‐"-=ニ‐" -― ̄:::>
     ヽー、  \::\\  / /  | Lム-ニニ´/::::::::::::/:::  /::::/:::::
       ヽ ゝニニゝ- \ニニムト=ニニ‐::::::::_::/::::::::::::::::::_/./::::::/:::::::::::
      -} |\ゞ^―――― ´:::::::::::::/ヘ ヽー―‐  ̄ _/:::::::::/::::::::::::::
   /´:::::::| |::::\\::::::::::::::::::::::::::::://:::`ヽ――  ̄:::::::::::::::::/::::::::::::::::::





                 ____
        ............................/:::::::
      ...........:::::::::::/:::::::: ─   ヽ_
     ...................:::::/:::::::::::: ( ○)  ( <)
           |::::::::::U::::::: (__人__)   な、なるほど……。
           \::::::::::::::::::..` ⌒´   お子さんは国王さんですかお……。
       ......::::::::ノ::::::::::::




          , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \
       / /  ハ/     \ハヘ
       |i │ l |リ\    /}_}ハ.
       |i | 从 ○    ○l小N   先にネタバレしとくと、ルイ・フィリップは
       |i (| ⊂⊃ 、_,、_, ⊂li|ノ   フランス最後の国王
       | i⌒ヽ j         ノi|__/⌒) にょろ。
       | ヽ  ヽx>、 __, イl |::::ヽ/
       | ∧__,ヘ}::ヘ三|:::::/l| |',:::::ハ
       | ヾ_:::ッリ :::∨:/ | | >'''´




.  j                   |
  l  ::  !              |
  i __,ノ ゝ _,,ュ=-ー'         l
  !(弋i;。)、 ( モ。iラ )       ,'
  ;    ,'                  ,'
  i´  ,'        ヽ    :;; ,'  ま、その後に皇帝がもう一人いるけどな。
  、__ ,(         l    / |
    ..; `,ー----― ¨   ./   !、_
     : 'ー -―-'      /   !ノヽ、
     :; : ̄      .,/    /:::::::::i
     :〉、_____ , - '"    /::::::::::::::::!
   /;;;;;;j :::::: :: :    ,/::::::::::::::::::::::::!





        /´ ̄ ̄`ヽ
.    /  \  _ノ' ,        12月4日
    /   ( ●) (●).!
    |.     (__人__).|  「フリメール(霜月)14日法」によって、
   ,..-'ヽ    |r┬|  !   公安委員会の権限を強化するお!
  ./::"::::`ヽ、.,_,`.ニ´_/
 /::i::::::::::::"'弋'!ー',イ>|'_ノ´`ー -,,_ _
. }:::゙|::::::::::::::::::::~゙:_戈;f"  、    イ/ `i
/:::::::!;:::::::::::::::::::/',r.テ    \xー.ォ、__ノ
::::::::::::ヾ!:::::::::::::l .l r'   ` 、_冫y"
:::::::::::::::::\o:::::l .ト、  ヽ,_ノ"ー'
:::::::::::::::::{::::{\代 l>ー、,_ノ


.    /⌒ヽ
.  /Θ Θ\  政府自体が革命的に構成されなければ、
  (""(_人_)"")  革命的な法律は実施されないナリ!
 ∩ \ し゛/ ∩
(彡二´ ̄ ̄`二Е)
   |   |
    ( ヽ ノ
    ノ>ノ´




              \ __ __
             -‐゙ー‐: : : : :`: .、、
           ィ : : : : : : : : : : :\: : : \
         //: ィ: : :イ: : //: : : : ヽ: : : :゚,
         イ : /: : :/ {: :/十ト: : :l: : : : : ハ
         .': /: : :/ノ V ィ芹ミ : } : : |: : : :゚,
         i:/{: :Vィ芹  匕ソ ’V: : : |: : : : :\
         {’ Ⅵ: }レ'、      }: : : |): : : :厂  国民公会もこの提案を承認し、
         イ圦  r    _ イ : : 从: :メ  公安委員会は「機敏で強力な政治機構」と規定された。
          /: :∧      /: : :イ: ル(
            {/: : :/ ーォ  {/(: :/ノ
            {:/(  ノ:ハ   ( /: :〕iト--ミ
                /厶’ -/: :/i/:/⌒ヾ:.、
             .ィi〔: :/ー─ ィ : /i/:イ:i:i:i:i:i:i:i}ハ
          /il/i/: /  /: : /i//i:i:i:i:i:i:i:i:i:|: : :\
           {i/i/: /  ィ゙: : : :/i//i:i:i:i:i:i:i:i:i:i八 : : : ヽ
         ム{i{: / /: : : : :/i/厶i:i:i:i:i:i:i:i:i/: : : ー: : :》
        ./i:iV{: {m': : : : :/i.イ⌒ソi:i:i:i:i:i:/{: : : : : : /
      /⌒>ー‐Ⅵ八:_:_:./i/≧イ:i:i:i://:ノ  ̄ ̄


       .  ヽ.     、    ./   ,/   / ,
     .`゙'‐、 `' !、    l   /  ,/  ,/ /
 ー-..,,_.   `'-,゙'.li、  .! .",,/ ,/ /
 ゙゙゙'''ーニニ、  .゙-  "  . /  '".,, ‐´., /
  -――- ..,,       . _..-'´.,..-"
   _,,.. -¬'、 恐 怖     `゛ ,,.. ;;ニ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
 "゛ _、ー''"    政 治  -=`-''″/ /" `ヽ ヽ  \
 /    /  ,i        _,,.. -''". _,,//, '/     ヽハ  、 ヽ
    ./   / `''.`-,, . .. -‐;;二.... 〃 {_{       リ| l.│ i|    に    これにより公安委員会の独裁権力が、
    !  / ゙l、 ヽ、`''ー_ ~''ー .., _    レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|  ょ   議会と民衆に承認されたと言えるにょろ。
   .゛  ! l     `゙''ー、゙'''ー        ヽ|l ○   ○  | .|ノ│  ろ
                           |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |.  l
                            | /⌒l,、 __, イァト |/ |  ん
                             | /  /::|三/:://  ヽ |
                            | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |



 |__
 |    \
 | 、_  \
 | (○) i|| \  恐怖政治待ったなし、なのは分かったがお、
 |人__)    |  反対する人は本当にいなかったのかお?
 |⌒´    /
(⌒ー─' )


         ,r '" ̄"'''丶,
        ./.゙゙゙゙゙   .l゙~゙゙゙゙ ヽ\
      . i  ( ● ) ( ● ) 'i::`i,
      .| r     i     、 .:::l::::::!  いや、前にも触れた通り、
      |, ゝ、  人  ノ .::::.|:::::::i  ジャコバン派も一枚岩じゃないからな。
      .i,    ̄´_` ̄, :::::::i::::,r'
      ゙ヽ、  .ヾ!゙゙゙゙゙゙'''ヽ、_ノ
        `'''゙i ._____ l /ヽ
    /\ へ  ゙ヽ ___ノ’_/
    へ、   | ̄\ー フ ̄ |\ー
  / / ̄\ |  >| ̄|Σ |  |
  , ┤    |/|_/ ̄\_| \|
 |  \_/  ヽ
 |   __( ̄  |
 |   __) ~ノ
 人  __) ノ


| |
| |  ______
| | /   u   \
| |_  (○ ) (○ )\
| |_)::::: (__人__)::U::::|  だからお前は誰なんだお……。
| |(⌒ヽ U |  |   ノ
| |:::ヽ  、 `⌒´  <
| |:::  ヽ __    ノ




              ___
            /      \      12月5日
          /          \
        /(●)  (● )   ヽ   コルドリエ派機関紙、
          | (トェェェェェェェェイ)    |   「ヴィユー・コルドリエ(仏: Le Vieux Cordelier)」
        \ \ェェェェェ/   /     を創刊するぜ!
           /            \   
      | ̄ ̄ ̄ ̄|~|       |
      |コルドリエ| .|-、  ノ   |
     (つ       .|と  ̄”     ノ


           ____
         /       \
        /   ─     ―
      /    ( ●)  (●)',     。  この人、かつてパレ・ロワイヤルで
      |         (__人__) │  /   民衆を扇動したデムーランだおね。
      \_      ` ⌒´ /  /
         /   ̄ヽ 介/; ̄ lヽ、 ,rE)
.       │  | ゝヾ, / 7  |  ソ◇'
.       |  |  \ ゚|/  |\/____E[]ヨ___________
      _|__|___゚|___|_
       |\   ヽ⌒ヽ⌒ヽ   \
       |\\    ⌒  ⌒ 甘  \
       |  \| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|


    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
   /             \
  /               \
  l        ( ー );;:::    ヽ  この誌名は「コルドリエ親父」って意味だ。
 l ;::(● )    "''"´       l  
 |  ´"',                |  何でこんな名前にしたか、っていうと……。
 l    ヽ      , イ       i
  \   -=ニ三三ニノ      丿
   \             /


      _______
    _,./       ヽ
   /  ─、,,_   _ヽ、-ー 、-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
   〉       `Y(,_ )  ):::、::::::::::::::/   て
  (´   ─、,,_  入_____ク::/´ ̄ ̄``   ヽ
  }         \_/   /./ \,  ,/ヽ  |     1790年9月
  {   ─、,_   !   、i从  (●) (●) レレ|
  ヽ      ヽ/  /(ハ|   (__人__)  |ノ
   ヽ ¬─-ー"  /   ノイ|   |r┬-|  |     言論誌「デュシェーヌ親父(仏: Le Père Duchesne)」
    ゝ、_     _L  / ヽ |    `ー'´   |   を創刊するだろ!!
      `゛ー<  /    ヽ        /
          ∨       ヘ      ゝr'.二ヽ、
          ∨             i^Y゙ r─ ゝ、
           ヽ            ヽ._H゙ f゙ニ、|
            \             \`7ー┘!
              ヽ               「:ト  イ


          , -=―=―- 、 _
       〃⌒>'´  /    丶`ニ=‐'
       ./ ,′// , ´ /  j } ヽ \
      / l  | i l / /// ,イ ハヽ ヽ
      ノ,イ八 l レ_j/∠∠///∠Ll }ヘ
    <ノ .∧ l  ムrt=k`  ィ=、ルレ′j
      / イ Vヘ. ヽVr!   jr/ムイ{   この新聞は政敵を激烈に批判したことで
     ´ W^{ゝヘ ハ.ヽヽ _ ' /〈リヽ  庶民の間で高い人気を集め、
         j八 }ヽ ヘ、   j`<ミ\  「デュシェーヌ親父」はエベール自身の愛称となった。
          リ朽\!`{7|:::::::::>ミ;>,
          ノ \- 厶]::::::::f }::/:/
       r=<    V三|:::::::::| |/:/
       /‐-、 \   ∨メ、::::ノ V、
   .   /_j   , X \   ヽ {´   /
       〈  ´  \\  >ヘ、___,イヽ
       `、   ヽ \.>j    ハ│
        {     ∨  `ヽ、_,/∧|
        lヽ  勹'´      // l !
        |∧ 〃     /Y」_│',
           } \    /}<ム>∧.ヘ
         {   ヽ、___/ l丁{{ |}}  〉ハ
           〉ヽ     /  ji |{i  !  ヽ


                   \
                      \
                        \
  ャ‐─┬::┬.、     , ‐─┬:::::ァ  .ハ
  `ヽ、_{:::::少゙     ``ヽ、 .{::/      .,
       ̄             ̄         ’
             ヽ            | ま、そういう下品な過激派への対抗と
      ________          l   コルドリエ派の意思統一を目指して、
       ̄ ┴'-'-' エエ '-'┴´       /   こうした名称を付けたって訳だ。
                        /


          r ̄`-‐ '´ ̄ ̄< ̄,二ヽ
             シ~ /" `ヽ ヽ `'、//
         //, '/     ヽハ  、_Vヽ
         〃 {_{'´    `ヽリ| l │i|
         レ!小l●    ● 从 ! ,| i|  デムーランはダントンの秘書になって、
         ヽ|l⊃   .  ⊂⊃,|ノ i|  コルドリエ派の代表的な論客として活動するにょろ。
          | ,|  ヽ_人ノ   /',|、 i|
          | l`ヽ、  __, イ-'^i∥i|
          | / ヾ:::|三/ / //ァヽ、
         __|_/((┃))ヾ∨_:/ ///_i |_ ガリガリガリガリッ
        / /ヽ,,⌒) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ   \
      /  /_________ヽ   \


        ____
      /⌒  ⌒\
    /( ●)  (●)\ ジャコバン中道派としては、当初は
   /::::::⌒(__人__)⌒:::::\  エベール派を抑える為に「コルドリエ親父」を
   |     |r┬-|     |  援助したんだお。
__ \      `ー'´     /     ___
ヽ  ̄`"¬ー--、,,,_   _,,,、-ー"´ ̄´....,., /
 ∨ ;:;:;;;;:;:;:;::;:;;;:;:;;:; `Y´ ;;::;;:::;:;:;:;:;;;:;:;:;::; /
  ', ;:;:;::;::;:;;;:;;:;:;::;;:;;:;: i ;;:;:;:/ ̄ ̄/;;:;:;: /
   ', ;:;::;;::;::;:;;::;;;;:;:;;:;: i ;;:;:/ijknw/;;:;::: /
  {⊃;;:;:;;:;::;:;;;:;::;:;;::: l ;;:;;:;;:;:;:;;;:::;:;;:;⊆}
   ヽ⊃) ̄7;;:;:;:;::;;:;: l ;:;:;:;;:;::;:;::;;::; ⊂ノ
   / /__7;;:;;;:;;::;;;; l ;;:;;:;:;:::;:;;::;;;:;: /
   / ;:;:;:;;;;::;:;:;:;::::;;;:;:; ! ;;:;::;:;:;;:;;:;::;:; {
  ノ / ̄/ ̄/ii7lkl/7 i []ikllihXCV ヘ、_
   ̄`"¬--、,,,.__¬ }L ]_,,,、-ー"´ ̄


       /⌒ヽ
      / Θ Θ\  けどこの機関紙は、徐々に我々への批判を
     (  ""(_人_)")  強めていくナリ……。
   . __/⌒_) じ /
   (__,,,ノ    ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄




         ___
       /::::::::::::::::\
      /:::::─三三─\     恐怖政治下でそんな事して、
    /:::::::::(○)三(○):\  大丈夫なんですかお……。
   /::::::.:::::::::: (__人__) ::::::::\
   |::::::::::::::::::::::::::`::⌒´:::::::::::::::|
   \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/


         _,./ /r‐、                '.
      /_/ /'´ /
       / 〈/  //  /´                  !
       !  !  ,イ  /           __ (⌒ヽ ∨`ヽ
      {l /    イ      l     {  ヽ\ \ハ、 \
     l ,  ,     !         !  ,  丶  ヽ \  ヽ}   }   ジャコバン派内部の角逐は、
     | i i    {  ̄`ヽ、  、  '/   _∨ ∧  }  l|  |   翌1794年以降に拡大していく……。
     | l l    |  ( て:::ム_j.(⌒ヽ,ィ1::.∨ ∧ |i  i!   {
     | ; ;    }    ` ̄´イ \ \`¨ ∨ ´      ヽ、
 ,-、 ,、/      ∧          i  \ `ー '  ヽ  `    ∨}
´: : :\ \.    /   i       人  `ヽ、       li  「! }/
: : : : : :\ \_,/   ‘.ゝ-― ´  ー - ∧     l!   |!  |l ;'
: : : : : : : :\ >     ハ              ∧    !   |! /' {
: : : : : : : : : :〉≧=<三/ i、            j :!   |   !   ,'


                 ____
        ............................/:::::::
      ...........:::::::::::/:::::::: ─   ヽ_
     ...................:::::/:::::::::::: ( ○)  ( <) 
           |::::::::::U::::::: (__人__)  よ、翌年も続くのかお……。
           \::::::::::::::::::..` ⌒´
       ......::::::::ノ::::::::::::




            ,..-''"´::::::::::::
            /   ::::::::::::::
          /      :::::::::
            /       ::::::::
          .,'        :::::::
        l   ,.-―-イ、:.. ::::
         |   {  ○ }::  :::
        i   ヽ― ‐'   :::
        l      /   ::
           ',       { __ノヽ  12月7日には、ルイ15世の愛人だった
         .ヽ、 、  }――‐  デュバリー夫人も処刑された。
            |ヽ  l  /:::::::::::::
            | |    ヽニニニ
         ./  .',      .....
      ,,-''     \     ::::
    __.r'          \    ::
-‐''"´               ` ̄ ̄


        ,. -――――-.、
        / ⌒          \
      /   u'  ヽ ∪     \
      /  {   v'T7X′        \  どうしても不思議なんだがお、
      Yィ!lヽ)  { ・ / ∪ u'    ヽ  みんな何で粛然と処刑されてるんだお?
     l L・/ 、  )'゙ '"´´        |
       i '"ゝr`T」テ-、 J   v    /  そんなに諦めがいいのかお?
     {   ,} ̄r'フ^\. U     ,/   抵抗とかしないのかお?
.     |  l し'‐,'二ニ´        ' ,′
      \ `ー'´   u _,,.    / /
        `丶.__,,/´ ____,,/_∠
           `|  " ´
             |


―――――‐- 、
          ゙ 、
            ゙ 、
              ゙ 、
                ヽ
                 i
                 i
        --――――゙丶 .i
      ,,/           i
   (≦´________、 i
    ヽ      ( ') /´゙ i
    `       `゙゙´/   i
      ̄ ̄ ̄ ゙̄      i
ii                   i
ii        、        i
l l        ヽ      i  いや、デュバリー夫人だけは
i:::::i,        ,i     i   処刑台の上で泣き喚き、激しく抵抗したと
゙ ̄`ヽ、    ノ      i   伝えられている。
二二 ゙三´_´-ゝ     /゙
==         ,/゙
           /|ヾ、
      ,,,、‐゙´   D ノ
====  ∠__-‐‐‐-´/:|
――――――――´;::::|
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、


                 __
            _..-''''゙゙゙´     ゙゙゙゙'''ー,,、
          ./      U       \
         , '     ___ノ  ヽ、 __ .ヽ
        ./    (  〇  .)  ( 〇 )  '.,
       /  u .    ̄ ̄ ̄     ̄ ̄   '.,
     . .,'                        .l  逆に言えば、他の人たちは
       l   U.    (     人    .)    .l  みんな従容と死に赴いたのかお……。
       .'.,        `.┬‐ ´  ` ┬ ´     .,'
     .   ' ,         ̄ ̄ ̄ ̄     /
          ゝ、               /
         /` ー――――― ‐=''' く
        /                      \
       /                    ヽ
     . /.                      ',
     /       /                i   l


 ̄ ̄ ̄
        \
         ヽ
    し         \

            |
            |
  {.           |
-'   {___,   |
)   (  ○ )    |  そうだ。例え本人たちが、
           し |  不当だと思っている処刑でもな……。
     ヽ       |


ノ::::/::::::/:::::;:::i| :::l::::::::::{:::::::::::::.ヽ:::::::::::
7:::;':::i:::i:::::::l::::|i::::|::::::::::.l、::::::::::::::::i:::::::l::
:::/::::|:::|:::::::|:::l |::::ト;:::::::::l i:::ト、;::::::::l::::::l:
イ::::::l| ::l::::::i.|:|__l_;レ゙、:::::| l;:トx,,_、;;::|:::l::
.l:::::::|:l::::l::::| |! ,,_!;ト、 \{ ヽィ _,,ヾ|/`
. l:::::i゙l;ヽiヽ! イ{゚ ゙'r     ィ'゚ ゙.}゙ゝ
 ヽ;!:i;ヘ;::::::|`.!cッ;j      !c;;;ツ /::   死刑執行人のサンソンは
  ヾ.|i.|:::::::i,      、      ./::::  デュバリー夫人に泣きつかれて処刑を行えず、
   ノ゙ ヽ;::、ゝ、         , イ:;::::;  息子が代わってギロチンを操作した。
      ヽ::`、{゙' 、 ー ‐- .,,r''V//.::/
       \:::l,,イ:}::`:::: ''゙ .{ヽ///
     _,,::‐''´ヾ /゙     `'i:.'゙.:`'ー
 _,,:‐''´.:.:.:.:.:.:.:.:.:{ー--、  , -‐-}.:.:.:.:.:.:


    *    , '´ ̄ ̄` ー-、
        /   〃" `ヽ、 \         / アンリ・サンソンの家系は、「ムッシュ・ド・パリ」という称号で
       / /  ハ/     \ハヘ  人    /  代々死刑執行を家業とした一家にょろ。
       |i │ l |リ'´    `ヽ}_}ハ `Y´  ∠  この時のサンソンは4代目で、息子もやがて父の跡を継ぐにょろ。
   +   |i |  /| ●    ● l小N       \ 
       |i (| /ノ⊂⊃、_,、_, ⊂li|ノ _
     r-,'、  ト   (_.ノ   ノi|'`∨
    /∨ |  |、x>、 __, イ. ィ'| _|
   / ヽ、| | `ヽ' ニ '´ |  l.|,イ
 //  ヽハ  |   ,    |  | | +
/ /__   l ヘ リ  /_ ┼┐ }-、', |
'´  ` -'/ ,人'   ム /、/  ト、ヽ.|
  人    ` Y ヽ、      ,.┤
  `Y´     ヽ'_ `T ┬'T´ l ,〉    *
          ` 'ー┴r'フ´


    ∧_∧    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (; ´Д`)  < ルイ16世やアントワネット、その他にも多くの著名人の
   _, i -イ、.   | 処刑に立ち会った俺だが、この時ばかりは往生したんだ。
 (⌒`    ⌒ヽ  \________________
  ヽ  ~~⌒γ⌒)
   ヽー―'^ー-'
    〉    |
   /     |
  {      }
  |      |
  {  ,イ ノ


            _____
          , '         ' 、
        , '               ' .
        ,'                 i
       ,'                 |
.       |                 |
.       |         ___ ノ ゝ__,
.       |        ( {::::::} ) ({::})
       '.             ' . .j
.         '.       (      j )
         }  人     ー――´ー  サンソンは密かに綴った手記に、
      __ノ    \        」  以下のような一節を残している。
      }////` <  `: ..     .,'
      /_/////////` <r'´ ̄ ̄
.     //////`/<///////ハ
    ///////////,`/<// 丿
.   ////////////////////ヽ
    ム///////////////////// `ヽ
.   ハ////////////////////////ハ
   {///////////////////////////}、
   |///////////////////////////iム
.  ハ//////////////////////////}ハ


           . ∧_∧:::      「みんなが彼女のようにすれば良かったのだ。
       (⌒=- (´Д` ):::     そうすれば、人々も事の重大さに気づき、
   ⊂⌒ヾ  ./⌒   ⌒i::::/⌒つ  恐怖政治ももっと早く終わったのだろうに」
      \\/ /i    i レ / ̄
       \_/ i    .L__/:::
            )     |:::
            /    .|:::
         / ,. フ /:::
        / / / /:::
       (  く / /:::
         \ ( (:::
          \|  iヽ:::
           | /(:::
           | .|し:::
      .___ノ i________
         (_ノ


         ____
       /      \
     /   _ノ  ヽへ\
    /   ( ―) (―) ヽ 気持ちは分かりますがお、
   .l  .u   ⌒(__人__)⌒ | あんたが言いますかお……。
    \     ` ⌒r'.二ヽ<
    /        i^Y゙ r─ ゝ、
  /   ,     ヽ._H゙ f゙ニ、|
  {   {         \`7ー┘!


                      . . .――. . .
                       . . :´: : : : : : : : : : : : : :`: : .
               . : ´: : : : :. :. :./: : :i: :`ヾ \: : : :.\
             . : ´ ´ : : : : :./ : : ': : : :| : : : : : : ヽ: : : :)ヽ
             . : :´イ: : :. :./: : :./: :. :.| : : : |! : \: : : : :. ー: :.:ヘ
          ̄  /:/: : : :/: : :./:.: :.:.イ:i:.:.:.小:. :. :.ヽ: : : :. : : : : .:.
          / : イ / : /: : /:i: : : /.|:|! : : | 、: : : : :. :. :.i : : : : :i
           / / / ': : :': : :.i/|_/ |ハ: : :.|  ヽ _iL: : |:. :.:i: : :.
         '.:/ ':.:|: : :|!:匕|「| :/ `{  、:.ハ ´ \{ヽ` |:. :.:|:.:.:i:..
            |/  |: :|: : :|l: : | xテ笊ミ   ヽ乂ィ笊伝ミy:ハ: :l: : ト、:..
            {'   |: :|: : 八: :|《 {うf:j::}      r':f:j:::} 》': : : :.!: :.l `\
              |: ハ: i:.小 :. 乂:::ソ       乂:::ソ ハ /: /):.:.|
              |:' 从:.:|: ヾ:.        '        ムイ:.:/イ∧乂
              八! ヾ : iハ        _      : : : イ ノ′  サンソンは副業として、医業も営んでいた。
                   ∨: : ヽ          イ: :/}'   それは執行人が低収入だから、という理由もあるけど……。
                   ハ: : 从:>      .< /: :i
                  人: :.| ヾ小 ≧≦ 小/: ヘ{
                      >乂:. :r'       ノイ \
                      / : : : : :| __   /:. :.: :.:\
                ...イ:. :. :. :. :. :|´__ `:/:.: :.: :.: :. :.\
                  ハ:i::|:. :. :. :. :. :.|´. :. . :.`/:.: :. :. :. :. :. :./ヽ
              | ヾ:.. : :. :. :. : :. : . : . :/:. :. :. :. :. :. //:.
              |  ヾヽ : :. :. :.ハ fテァ/:.: :.: :. :. :.//   |


             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
      人 //, '/     ヽハ  、 ヽ
      `Y´ 〃 {_{⌒     リ| l │ i|
         レ!小ィァ    イてア | |、i|  実は、彼自身は死刑廃止論者だったにょろ。
          ヽ|l. l::j     l:::!:ノ  |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃/⌒i.!
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


                 ,,.: ''''""~""'''‐..
               /          \
              / _,ノ   ~'‐-      \
                 / (=== .)  (===  . )      `、  そうなのかお。それでも執行人は家の仕事、
             /´:.:.:.:. :    :.:.:.:.:.:. :         ',  ひどいジレンマがあったんだおね……。
              i   (  人   )   u     .',
             !   ~'''´⌒`'''' ´            |
             , -─:、                ,.'
.             / ヽ ヽ }               ./
.           / 、ヽ } ノ'      -----‐‐‐'''"~ \
.          ,'  し'ー' ,'                     `、
          l{   ノ ノ             |         ',
.         /    /            |       |
        /     /                   |       |


                    ,,..-''"´  ̄ ̄ `ヽ、
               /              '.,
                   /             ',
               /                  l
                 /                |
            /                   ,'
             ./              \  ./
         /                 `ヽr /
        /      l            /
       /           ',       r   .〈
    ./           lヽ     ヽ.___丿   こうして、激動の1750日1793年は暮れて行った。
   ./     ヽ     | \   r''´
 ./         |      | /´ヽ.__丿
/    `ヽ、        ./
         ̄ ̄   ` ̄ ̄`ヽ
                   ',
          `ヽ       l


            ____
         ,. -'"´      `¨ー 、
       /             \
      /                ',
     ./                     ',
     l         ,!   l、       l
     l.    ´ ̄ ̄ _ ,,  _`ー-- U l  サンソンの気持ちはどうあれ、
     .',    `ー―'    `ー―'   ./  本当に猛烈な勢いで人が死んでるお……。
    / \      l   人   l    /\
  ./    `ー、   `ー´_`ー'  ‐'    \
  /                        ハ


                 ,..-――――‐-.、
          /             \
         /              '.,
         ./                    ',
          .,'                   l
       .l                __   |
       |                  _`ヽ..|
         |               ヽfj   l
        .|                   |
       |         l                ヽ
        |       ',        (    丿  処刑されたのは政治家に限らない。
        /        ヽ        `''=ニ´   この1793年12月は、67人が処刑されている。
      ./         \.          r''′
    ./              \       l
.  /           ヽ  .`",ニ=--‐'′
. /      ヽ       ',   /
           \        ',  /
              `"''-..,,__ /
                 `ヽ


            ____
         ,. -'"´      `¨ー 、
         /             \
      /                ',
     ./                     ',
     l     \          /    .l
     l      \_i ,, i_/   U  l  そんなに多いと、サンソンさんも
     .',    `ー―'    `ー―'   ./   大忙しだお……。
     / \      l   人   l    /\
  ./    `ー、   `ー´_`ー'  ‐'    \
  /                        ハ


                l           \
                  /             \
             _ノ                    \
          _                       \
               /         ヽ     /       ヽ
           l   -―――-   l    l  -―――- l
            |              |     |            |
            ヽ             ノ    .\       ノ
                           .        、  前に触れたギロチンの改良が、
                      /           l        ヽ  迅速かつ大量の死刑執行を可能にしたんだ。
                 l            l l          |
                 |        ノ ヽ        ノ
                 ゝ‐----一'    ゝ‐----一'
                    -_   _-―――-_ _-     ,
                                    ノ
                                      /
                                  ノ


            _,,..-―――‐-..,,_
       ,,-''´              `ヽ
.    /     u          u ヽ、
.   /| | | | | -..,,_       u   __  '.,
   /| | | | | |     `゙''‐' ′ ヽ-'"      ',
  ,'| | | | |.|≡=-.,,_  .三三三 _,,..-=≡  ',
  l.| | | | | |   . `゙ .三三 "´  .     l
  |.| | | | | |====≡ 三三 ≡====  |
.   ',  u | |     /       ヽ      .l  ギロチンって、元は人道的配慮から
.  ヽ         {     ,.、   }     ,'  改良されたんじゃなかったかお……。
    \      ゝ-ィ´ `"j-.'′ u   ,.'
      `'',-..,,       |.r-‐''"     ,,..-''
      /  `゙"''―‐.U――― ''"´ヽ
     ./                 ヽ
    /                  ヽ


                         ,.=-―、
                           /       ヽ
                      /       ヽ  例えば10月30日のジロンド派20人の処刑は、
                      {         ',  わずか38分で終わったという。
                      |            !  これはギロチンなしでは考えられない速さだ。
                      !、       ヽ .i                     _ .,=i
         /// }            i,  (_,=- ' .i                   {,〉{ |
          /// /〉            ヽ      ./!                  ,=,|i !|
       ノ/ ,' //                ゙!\    ./;:|                ', ',i! .|i
      / ! ' /              |  ゙¨¨´;; i             ,..、  i、i! i!
       /  j  / _            |       i             ゝ`゙i、ノ!  {
     /  i  'ー' /             ノ       `、              \ .|  |
    ノ  ノ   ./        _,..=-''"         `¨ー-、__         | {  i
   {  =' .,='""   ,=-''''''''''''""                    `ヽ、      'ーヽ  i
   .!    ',     /                                  `ー=、     }   ',
   .}     i   /                                 ヽ_   .!.   ',
   i     ', ノ´                                         ゙i、 |    ',
   !       i'                                       ヽ|    ',


                 __
            _..-''''゙゙゙´     ゙゙゙゙'''ー,,、
          ./      U       \
         , '     ___     __ .ヽ
        ./    (  ●  .)  ( ● )  '.,
       /  u .    ̄ ̄ ̄     ̄ ̄   '.,
     . .,'                        .l
       l   U.    (     人    .)    .l  人道的配慮の為の処刑道具が、
       .'.,        ` ー一 ´ ` ー‐ ´     .,'  処刑自体の増加につながったのかお……。
     .   ' ,                     /
          ゝ、               /
         /` ー――――― ‐=''' く
        /                      \
       /                    ヽ
     . /.                      ',
     /       /                i   l
.    /      |                |   |
    |      |                   |   |


                                   ----
                               /        \
                                   /               ヽ
                               /
                             リ                   i
                               /                 |
                              〉                  |
                                /                |
                       ,-       )               ::::リ  革命裁判所に隣接する
                   / }       〈  ,   :::::::リ        ::::|  コンシェルジュリー牢獄は、
                    |  |      ヽ'   .::/       }  :::,  「入れば必ず死刑になる」ことから
                   ',  、       リ  .: ′        }   :::,  「死の牢獄」の異名をとった。
                     }  ゝ-、_   ゝ...:/                ::::,
                     /`{     }ィ ´  ^≦x、          ',    ト 、
                 __ 〉-==ニ ´                  .::}
              /                               :::
             ィ/      ,,                /
              / /    〃                 /          .:
          / / .....ィ:::i∥                   /          :::}
            /   .:::::::::::}/             ノ             :::}


                  /  u
                   /
                 ./ レヘ..__
                  ′ ,xzzzzzz、
               j
             /   ミ===='| |  これが暴力の恐怖によって、
              {         | | |  人を従わせる政治かお……。
             ',     )     
             ー ヘ- '     J
                  ≧=z _ ,,.:
                     i
                     |
                     |   U
                     |
                         .|
                     !
                       |


                    ´ ̄ ̄ ̄ ̄``丶、
               /                   ヽ、
                  /                 ヽ.
              /                       '.
                /                        ;
            /                       l
              /´_.`ー--、,,__                l
           ' ,〃- 辷ェゥ‐テゝ. ! 、_,,,___     !
              !    ` ̄` ,  /   '::メ卞テ'メゝ、   i
              !          i ,′     ` ̄"    ,
            |        _              /
              i    /                /
          i    {        ;      `ヽ     /
            i    \____ ノ、     }   /   
             i、  ヽ         \___ /   /   あぁ。だがその根源には、彼らの考える……。
            ト、  `                  / /  
            | ヽ、     ≡≡ミ、     〃 /
           ! ミ ヽ.  ´   `゙ヾ    '′,.ィ
          | ゙、 ヽ、         ,,.ィ<" i
              !  ::::::::::`ー=-;;;、_,.,ィ<:::::/  |
            /    :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/    |
         /  ...::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'.     、
.         / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...    \
        / ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::...  


      _,,..-――-..,,_
     /           `ヽ、
    /  ::::::::::::/,,_    ヽ
   ./ .二ー:: : ::::ソ ・ ,ノ    ',  よりよい社会を作る規範、
  .,'. / ・_>シ;テツ"''''"    .l   「道徳」があるというのかお……。
.  l  `" 彡'..、__ )      ..l
.  |.   ゝ__ノ_,,-'' ,    ../  ギロチンもそうだがお、何というパラドックスだお……。
   ',       ー''"    ../ 
   ヽ _     -‐''"´  ヽ、
        ̄ ̄7        ヽ
   n      ./         ヽ
 m| |n    /   /        |
..{    )‐‐‐‐--''"    /   .|
..ヽ_         ./       |
    `゙''-..,,_    /       |
        .| `''‐''´        |
      |             |


        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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  │   ;::::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::;   |
  │ _____   :::::::::::::_____    l
  │ │::::::::::::::::│ 、 :;:;:;:;:; ツ│::::::::::::::::│.   |
  │ │::::::::::::::::│   .;:;::::::  │::::::::::::::::│.  │
  │  ヽ::::::::::::::::ノ  :;:;:;:;:;:;:;;゛ ヽ::::::::::::::::ノ.  │  年が明けて1794年になると
  │  ;:::::::   :::::::::::::::::::::::::::::::::           │  恐怖政治の圧力、
  │  ;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;     │  そして処刑される人の数は、
  │  ;:::::::::::(___人___)::::::::::; U  |   幾何級数的に増加していくことになる……。
  │  ;:::::::::::::::::::|_____|:::::::::::::::;     |
  │  .;:::::::::::::::::::       ::::::::::::::;      |


         > -― -
       /         `ヽ
       '             :,
.       |  _ノ    `ー    i
.       l  ( ●)   ( ●) |  つまり「恐怖政治」は、
       ':,    (__人__)  し ,  これからが本番ということかお……。
        \          /
        _>、__  ,..-'''" '´`ヽ
.       , ' r-、     _,..-'''"     !
      / r-ミ:、`ーz>'        /
.     ,: ⊆ニ、      __,,.. .-‐ '´
    /   レ'´--y  丿´      |











\\  \\        _____ /:::::::::::7|:::::::/
        \.-‐  ̄:::::::::::::::::::::::::::::7 |:::::::/ ヽ/
      /::::\\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/  ̄
    /::::::::::::::::\::.-‐  ̄7:::::::::::::/              /三\           _
   /_:::.-‐  ̄      /:::::::::::/             /三三三ヽ          /:::::::\
   ̄            /:::::::/               |三三三三|  / ̄ ‐-..._|:::::::::::/_....-‐  ̄\
              /:::::::/   \            |三三三三| 〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
       _....-‐  ̄:::::::::::::/    \\          |ヽ三三三ノ|  \_....-‐  ̄|:::::::/ ̄ ‐-..._/
 _....-‐  ̄:::::::::::::::::::::::::::::::::/      \ \        |ヽ::::::::::::::::::ノ  / ̄ ‐-..._ノ:::::::l_....-‐  ̄\     んじゃ、インターミッション。
  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_....'      _ \ \       |   ̄ ̄ ̄"7 .\_::::.-‐ -ュ:::::::r::::::::::::::::::::::::::::ゝ
 \_....-_ -‐<            / r'‐、,\  \    |      /         /:::::::::|  , - ‐- 、    
    /     ヽ        __ノ ' (ノノ) \   \、ノ     /          |::::::::::/ /     \    革命を巡る戦いは、まだまだ続くお!!
   /        `      と ヽ   /   \    ※;;・#". { ,          \::/ /   ,/    | ',
   |      ♯ │      /`ー---ノ    \    \;.;”               /  (◯)     |  _..' '-‐:: ̄/
   | _....-‐  ̄=─-、ー-―─'    /     i、      #'"              (l、__)_....-‐  ̄フ ∠_..:::::::_...|/
   <     '     l      /      ノ;:#:  ;・: :   丶             \ /| ,==―─ ── ─
   /´  /      ノ!_....-‐ '       / ※:'         \            /´ l     \___ニ ̄
   /  /      / |          /  ;:・`#、;::{、         \           `、 、 ─────=ニ二
  ' /     /   /         /       /´、   \\    \ ____/  |  \     ─── ─
  l/     /    ,          /   `ヾ、  /   \     \    \      ̄ /   \==     ヽ
 /   ─={       l      /        /      \     \    丶     /     }      |
/       \    、    /                 \           \_....-"      /       =─
|         \   \ /          '          \          ヽ         /       |
|           \   l´          /             \            ̄::‐-、   /〈`ヽ,-、__   |
|   ,-‐   ̄ ̄ ̄ヽ|  /          /                丶            \ |/ ヽ〈ノ,-ヽ  /
|  /      \::::/ /          /                  \            \と`   し'ノ/



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